二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.39 )
日時: 2009/12/27 18:39
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: B/p47WjD)

ep30

円堂「沙姫!?どうしたんだ!?」

倒れた沙姫に、円堂と豪炎寺が駆け寄る。

沙姫「うっ・・・!あ・・・頭が・・・!」

豪炎寺「頭がどうなんだ!?」

沙姫「割れるように痛い・・・っ!!」

バール「もうそろそろだね・・・黒姫が目覚めるのは」

瞳子「黒姫・・・?」

円堂「なんだ・・・!?」

なんと、沙姫の周りに、黒い霧がかかっていたのだ。

沙姫「ダメ・・・!出ちゃダメ・・・っ!!」

黒い霧はどんどん大きくなる。

グラン「来たな・・・!黒姫の覚醒だ!!」

黒い霧は沙姫の上で形を変え、黒い炎をまとう黒い龍になった!

豪炎寺「黒い龍・・・!?」

グラン「黒い龍・・・破壊の神龍・黒炎龍は、世界を破滅できるほどの力を持つ龍」

瞳子「破壊の・・・神龍・・・!?」

沙姫は一度立ち上がったが、すぐ倒れてしまった。

豪炎寺「沙姫!しっかりしろ!!」

沙姫「修・・・ちゃん・・・逃げて・・・!」

沙姫は苦しそうに声を発した。

豪炎寺「沙姫・・・出来ない。お前を置いて逃げられるものか!」

沙姫「お願い・・・!黒炎龍は、ここを破壊する・・・」

沙姫の言うとおり、黒炎龍は部屋のあちこちを壊し始めていた。

沙姫「私は大丈夫だから・・・。お願い、皆と逃げて・・・!」

豪炎寺「無理だ!お前、死ぬぞ!?」

沙姫「私は黒炎龍を治めないといけない。お願い、信じて・・・!」

豪炎寺「沙姫・・・分かった。気をつけろよ!」

沙姫「うん。ありがとう!!」

鬼道「沙姫!!死んだら許さないからな!!」

沙姫「分かってる!そっちこそ死なないでよ!!」

瞳子「沙姫さん、後は任せたわ!皆、行くわよ!」

円堂達が行ったのを確認すると、沙姫はポケットから親の形見である赤いリボンを取り出し、髪をポニーテールに結んだ。

それから、どこからか出てきた赤い華が散らされた、綺麗な着物のような服を着、赤い帯を締める。

この姿が、沙姫の力を最大限に引き出せる姿なのだ。

沙姫「悪神の龍・黒炎龍よ、我沙姫の龍・火炎龍により我に治まれ!!」

すると、沙姫から赤い霧が立ち上り、火炎龍が現れた。

沙姫「火炎龍、お願い・・・!」

火炎龍はうなずくと、黒炎龍に巻きついた。

すると、黒炎龍は悲鳴を上げた後、黒い竜巻になった。

その竜巻は、四塔を破壊し始めた。

グラン「・・・!バーン、バール、逃げるぞ」

バール「もうちょっと見ていこう。面白くなるからさ」

竜巻はどんどん勢いを増し、沙姫に近づく。

沙姫が手を広げた。

その途端、竜巻は沙姫に吸い込まれていったのだ。

いきなり、沙姫が光に包まれた。

バーン「・・・!?」

その光はどんどん大きくなる。

バール「・・・爆発するね。行こうか」

バールの予言は的中。

四塔は光に包まれ、直後、爆発した。



爆発系多い・・・