二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン†君と一緒に†イラストUP ( No.346 )
日時: 2010/02/21 18:12
名前: 月音 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
参照: 新キャラ視点

彼女は世界を。
彼等は時空を。
私は……反転を。

それぞれの、世界を統べる、神の子等……

       #22 光の色

私は、ミオシティの歴史コーナーの本をじっくり見ていた

[時空の歴史]という本、あまり読まれない本なのに、“誰かが”読みふけったあとが残っている。

「彼が…読んでいた本…ね。…あ、あった」

本の背表紙をなぞりながら、やっと探し出せた一冊の本。
[神々の往く場所]<かみがみのゆくばしょ>

神…世界で一番最初に生まれたと云われる“アルセウス”
世界に、空間と時間を生み出した“パルキア”、“ディアルガ”
世界に闇を生み出した“ダークライ”
そして…世界の光と闇のバランスを保つために生み出された世界に住む“ギラティナ”

「…ギラティナ。我が海魅<かいみ>家の源…
ディアルガ、パルキア…神崎の源
アルセウス、ダークライ…宝来の源…」

この、世界を生み出した中心と言える神々を源とする、宝来、神崎、海魅。そして、私は海魅家の時期跡取、海魅詩亜…。シアンよ

「さて…、あの2…いえ、“3人”の事、調べないと…。そして、伝えないと…彼等に」

伝えるのは3人。“赤、金、銀”この3人に…
一刻も、早く……

『シアン? 何してんの? 早く読んじゃおう』
「あ、そうね…、アクア」

急に、肩に乗っていたシャワーズのアクアに話しかけられて、びっくりした

私はその本をとり、机へと向かった



……



「なるほど…ね。でも…肝心の事がつかめなかったわ…。どうする?」
『んー。あの3人は今ハクタイに居るって言ってたよ。サラが。どうする? ハクタイに行く?』

んー…。と腕を組む。行っても良いんだけど、いきなり現れるのもちょっとなぁ……

『それもそうだね。特にルナとサンは勘が鋭いから…怪しまれてつるしあげられ…』
「さすがにそれはないと思う…」

結構怖いこと言うな…アクアめ。てか心読まれたね

「…まぁ、とりま…あそこに行けば…」
『何処?』
「………“レイシン地方”。ここよりもっと充実した宝来と神崎の歴史が残ってるわ…」
『そっかー…じゃ、行こっか!!』
「そうね、じゃ、行こうボーマ!!!」

私は、ボールからボーマンダを出した

『何処へ』
「レイシン地方に、ね」
『承知』

私はボーマの背中に乗って、飛び立った。

続く