二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケモン†君と一緒に†24話/番外UP ( No.379 )
- 日時: 2010/03/04 16:24
- 名前: 月音 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
- 参照: レイエ? いいえユウイエです。多分←
イベント外伝〜一日遅れのバースデー〜
*台詞が多い(いつもどおり)
—トキワシティ郊外—
そこのとある家のインターホンが鳴る
『はーい、誰ですか?』
返ってきた声は、少女の声
「俺だよ、イエロー」
『レッド…さん?』
「ハズレ。そんなに俺とレッドの声、似てるか?」
『ユウトさん?』
「そ、あたり」
ユウトがそういった後、ドアが開いた
「よっ、イエロー」
「如何したんですか? ユウトさん」
「おいおい…まさか、自分の誕生日も忘れたのか?」
短い沈黙
「……あ!! 昨日でしたね、すっかり忘れてました」
「やっぱりな…まぁ、一日遅れだが、誕生日おめでとう、イエロー」
「あ、ありがとうございます、ユウトさん」
「んじゃ、トキワジム行くぞ!!」
ガシッとイエローの腕を掴むユウト
イエローは、「え? え?」と言いながらユウトに着いていった
「イエローってさ、レッドの事、好きなんだろ?」
「はああああああああっ!?」
いきなりそんな事を聞かれ、顔を真っ赤にして叫ぶイエロー
「え、どっ、いつ…ええ!?」
「うん、落ち着け」
「……はい、えっと、何時から、知ってたんですか?」
そうイエローが聞くと、わざとらしく首をひねり、ユウトは言った
「四天王戦の後、かな〜」
「そんなに前から……」
「うん、イエロー、レッド見てるとき、ユウナと同じ瞳してたから直ぐわかった」
「ユウナさん……よく判りますね」
「うん、幼馴染だし」
「それと、好きだから。ですよね?」
声のトーンを落とし、イエローは呟く
それを見たユウトは、イエローの頭を優しく叩いた
「それもある。でも…一番はやっぱり、家族だから。かな」
「家族…?」
「ほら、俺って両親居ないだろ? だから、ユウナはもう家族同然の存在なんだ。もちろん……」
「もちろん?」
イエローは、ユウトの顔を見る
ユウトは、笑顔で言った
「イエローも、他の所有者の皆、俺は家族だと思ってる」
「え………」
「本当だって、レッドもグリーンもブルーさんもイエローもゴールドもシルバーもクリスも…。皆、俺にとって家族の存在」
「本当、ですか?」
「今さっき言ったじゃん」
「じゃぁ……」
「?」
イエローは握った手をまた強く握り、言った
「ボクが、もしもユウトさんの事、『恋愛感情』として、見ていたら、如何しましたか?」
「はっ!? え、えと…じょうだ「本気です」
………判らない、かな。
俺はさ、女の子それぞれに個性ってモンがあると思うんだ」
「個性…?」
「うん、例えばブルーさんはお姉さんみたいな人だろ、イエローはどっちかって言うと、癒し系の妹っぽいイメージだな」
「妹…ボクのほうが年上なのに……」
「そうやって拗ねるトコとか、妹っぽい」
「え……、っていうか、判るんですか?」
「えーあー……うん、昔っから、良くじっちゃんのトコに来てた奴がいてさ、イエローとはかなり違うんだけど…俺には妹みたいなやつなんだよなー」
「そうなんですか……今度逢ってみたいです」
「なら、今すぐに俺たちだけでシンオウ、いくか?」
ニッ、と笑うユウト。イエローはまた顔を真っ赤にしていた
「え、いや、えっと、そ、の………」
「冗談。やっぱグリーン並にからかいやすいな、イエローは」
「え、ゆ、ユウトさん!?」
「前半本音、後半ちょっとからかってみただけ〜」
「っ……、もう知りません!!!」
終われ\(^p^)/
ユウトの言っていた、「妹的な奴」はお嬢様の事ですよ←
普通の恋愛系は苦手だ((((