二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: RUCKY☆彡【REBORN!】短編リク募集㊥!! ( No.345 )
日時: 2010/04/09 21:33
名前: 璃亜 (ID: .9kWSKnJ)

【*弟にごめん*】

ボス達がご結婚されてから1年の月日がたった。

特に何事もなく、穏やかに過ごしていると…

「忍!!手紙が届いたよー!!!」

ボスが、僕の部屋に訪れた。

一通の、怪しげな〝手紙〟を持って

「ありがとうございます。」

そう言って手紙を受け取り、中身を開く…

それにはイタリア語でこんなことが書かれていた。

「久しぶりだな、忍。

 今回は、次の後継ぎについて話がある。
 お前が出て行った後、晴の守護者に相応しい人材をさがしてみたが
 やはり、晴の守護者に相応しいのはお前しかいない。

 もし、我が偉大なるマフィアのファミリーの一員に戻してやらんでもない。
 もし、この申し出を断ることがあれば…

 お前の唯一の家族、弟の夏夫を消す。

 良く考えて返事をくれ。」

とのことだった。

僕は、その手紙に目を通した後、
ボスに許可をもらい、真っ先に父のファミリーの元へと向かった。

僕には、真っ先に向かわなくてはいけない理由があった。

1つは、母は既に他界し、兄は辛さに耐えられず数年前に同じく他界していて、
夏夫はたった1人の家族だからということ。

そして、もう1つは
夏夫1人をあの辛いファミリーに残してきてしまったから。

だから…せめてもの償いに、夏夫は何があっても自分が守ると決めた。

***

やっと、着いた…

数々の見張りを倒し、やっと指定の場所に着いた。

無事でいてくれ…っ

バンッと勢いよく扉を開き、中へと入ろうとした…でもそこにあった光景は意外だった。

「あ、お兄ちゃん!!」

そこには、返り血を浴びた夏夫の姿があった。

そう___夏夫はそこの場にいた見張りの人を全員倒していたのだ。

「夏夫………ッ」

「ど、どうしたの?お兄ちゃん??」

良かった…

「夏夫…兄ちゃんと一緒に一応来てくれ。」

そう言って、僕は弟の手を引いてお屋敷へと戻った。

***

「どうしたの忍!!その子!?」

「え…えっと…これは………」

「もしかして忍の弟!?じゃあ、早く1部屋開けなくちゃね!!ツナーッ」

「え……………ボス、いいんですか??」

「ノープロブレム!!問題ないよー!!!」

そう言って着々と用意してくれるボス…否、沢田さん;
すいません…

すると、弟がクイッと、僕の袖をつかんだ。

「僕…ここに住んでもいいの??」

心配そうな目で尋ねる夏夫。

そんな夏夫を僕はそっと抱きしめ言った。

「ええ。いいんですよ…」

二度と、

弟を

独りになんかしない。

“弟にごめん”
(今まで)(独りにして)
(ごめん)

————————————————

+。*アトガキ+。*

こちらもすいません。

これもキャラ崩壊&gdgd…

マジすいません;!!!!!