二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: プリンセス★トラベル〜おてんば姫の冒険〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/03/08 21:36
- 名前: 美柑 ◆nuD.dr59Uo (ID: epEat9yi)
第4話 〜キレイな心を…とりもどしてっ…〜
「ねえキャロライン?あの人がそうなの?」
ブ一ケは恐る恐る聞いてみた。
「……??そうですよ。」
ブーケとキャ口ラインは一時間前にレベッカ王女のお城に忍び込んでいた。
「ボディーガードみたいな強そうな人に囲まれてた人?」
「はい。」
ブーケの顔は真っ青になった。
(どうしよう…王女にちかずくことすら出来ない…)
するとそんなブーケの心を見透かしたよう
にキャロラインは、
「大丈夫ですよ。ブーケさん、私だって姫です。王女とあわせるくらいできますよ。」
「えっ…本当!!!ありがとう!!」
少し曇った顔をしてキャロラインは、
「あの王女は今とても支配の気持ちに蝕まれています。ブーケさん…気をつけてください。」
(あれ…い…今すぐ???)
「う…うん…」
「ではいきましょうか…」
さっきよりもブーケは真っ青になった。
キャ口ラインはそれに気ずかないまま行ってしまった。
(や…やっぱり…でも…行…行くっきゃないか…)
そうしてブ一ケはキャロラインのあとについた。
そしてお城についた……
キャロライン付いつものおびえた声ではなくはっきりとした声で門番に
「私はこのお城の姫キャ口ラインです。このお方は私の友人ブーケ様です。お通ししなさい。」
門番は
「姫ならこのお城代々伝わる青いしかもとうめいな真珠のつかわれたネックレスを持っているはずだ。」
キャ口ラインは、困惑した顔で
「な…なんですかっ?それは…」
門番は顔をしかめて、
「くせものぉー」
と叫んだ。
ガシャン
ブーケたちは、気絶して、牢屋に閉じ込められた…
パチン
ブーケは目覚めた。
そこには泣いているキャロラインがいた。
「王女の…王女のたくらみだったんです。あなたが目覚める少し前王女が…来たんです…」
「…」
ブーケは何かを唱えて
「いく…」
と言うと同時にブーケとキャロラインの手足を縛っているなわが燃えた。
「こ…これは???」
「あたい…フェアリー王国の姫なの…あたいの力の一つ…言わなくてもわかるよね?」
「…!!」
「じゃいこうか…王女の…キレイな心を…とりもどしに…」
第4話 〜おわり〜