二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA、リレー小説「総大将は女子高生!」 ( No.108 )
- 日時: 2010/06/21 16:02
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 8keOW9sU)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
るりぃ>いやいや〜w
るりぃも凄いよ♪
第十九話〜始動準備〜
彩葉が連れ去られて4日目の日。
彩葉のいない不破軍は、着々と準備が進められていた。
燕「良し、これで終わりっと」
フゥとため息交えた息を吐く。
今、燕がやっているのはそこら辺で使わなくなった金属を使って鉄砲を作っていた。
普通は南蛮から取り寄せる物だが、そうする日数は少ない。
彩葉にもしも何かあったらの為考え出したのが鉄砲だ。
い「お前ぇさん、少し休むか?」
燕「お、いつきか。あぁ、今終わった所」
笑顔で言葉を返した。
少し汗を手で拭き取って、農民達のいる休みの場に向かう。
だが、休みの場はすぐ傍だから歩いて3分も経たない。
農民(以下農)「お疲れさん、若い兄さん」
燕「そっちもお疲れ様」
最初はあまり馴染めなかったが、4日も経つとかなり農民達と仲良くなった。
命令すればちゃんと手伝ってくれるので本当にありがたい。
農「そう言えば、若い兄さんの作っているあの武器はなんなんだ?」
燕「あぁ、ここでは見ない物だったね。あれは鉄砲って言って種子島から来た南蛮の武器なんだけど、俺が作った武器はそこら辺に捨ててあった金属で作ったんだ」
農民は感心するように「ほぅ〜」とか「へぇ〜」の声を上げた。
燕はふと、思い出したようにいつきに言う。
燕「そう言えば…いつき達の方はどうだ?」
い「おらたちのは、着々に終わらせているだよ。あと、もう一息って言う感じだな」
「はい」と言っていつきは燕におにぎりを渡す。
燕は一回ニコッと笑った後、おにぎりを手に取った。
いつき達が作っているのは、彩葉が偶然罠の作る手順を書いたレポートにそって改良版の罠を作っている。
…思ったよりも、早く始動出来そうだな——。
燕が予想していた日数よりもかなり早い。
燕が予想する日数は、約一週間かかると思っていたがこれだけ早いとは予想していなかった。
やはり、農民達やいつきのおかげなんだろう。
持っていたおにぎりを食べ終わり、燕は笑顔で農民達に声をかける。
燕「良し!彩葉を助ける為、頑張るぞ!」
農・い「「「「「「「おぉー!!!!!!!」」」」」」」
待っていろよ…彩葉…。今、助けに行くからな……———。
そう決意し、燕は青空を見上げていた。
つづく…