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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】…その鷺は夜飛ぶ…キャラ募集中 ( No.12 )
- 日時: 2010/04/04 18:20
- 名前: 真鶴 (ID: A9wxTbZM)
第零章、真選組の女の子 クレームがなんぼのもんじゃい!!
「もしもし…」
葵ちゃんが受話器を取る。
それを黙ってあたしこと亜爽詩織は見ていた。勿論ほかのみんなも。
プチ、と全員に聞こえるようにするボタンを押した。
『私の主人を返して!!』
またこの人か…。
最近の連続殺人事件の事についてクレームを一日一本はつけてくる人だ。
子供がビビるから早く犯人を捕まえろとかインタビューが来て迷惑だとかいろいろ言ってくる。
『私の主人が被害者になったのよ!貴方達の所為よ!どうしてくれるの!?謝って頂戴!!慰謝料でもいいわ!!』
すると葵ちゃんが、みんなに聞こえるようになる機能のボタンを再度押して、受話器をぐっ、と持ってすう、と息を吸い込んだ。
「知らねえよそんなん!!!」
そう、怒鳴り声が響いた。
「謝れだぁ!?煩いんだよ、慰謝料?そんな金、無い!!」
「いいすかぁ?アンタが優雅に茶ァ飲んでる時にオレ等は働いてるんだ!!」
ガシャン!!と受話器を叩き付けるように戻す葵ちゃん。
「ちッ…。」
まだ言い足りないのだろう、葵ちゃんは舌打ちした。そんな彼女に、イヴが言った。
「今度からオレが行っていいか??ちょっとな…」
「…おっけー、こーたいね。」
にやりと笑う葵ちゃんの目には、黒い炎。
「閻お兄ちゃん…怖い…。」
そう怯える歌音ちゃんに、閻がふふふ、と笑って言った。
「私が付いてるから。大丈夫。」
…この人、謎が多いんだよなぁ。
変態だし(ヒド)なんか笑ってる時怖いし…。
春風さんも謎なんだよなぁ…。あのマヨのどこがいいのか。
とりあえず、これがうちらの日常。
でも、これから、ちょーっとシリアスな時もあるよ。
よろしく!
第零章後半 終了
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