二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 (何でも) ( No.104 )
日時: 2010/09/17 00:58
名前: スケさん (ID: PfIgrp5a)

第十四訓 八つ当たりは信頼できる友達にした方がいい
     そうしないと他の友達が減る


この頃、調子が悪い。

パチンコをする余裕があったのに…いつの間にかスッカラカンだ。

まァ日常にはよくあることだと、自分に言い聞かせて

次行ってみよう!って踏み出した一歩目に犬のウンコ。

道端に500円見つけたラッキー!っと思った矢先…他の奴に拾われた。

そんで町を歩いていると「銀時ー!この前のツケ払っていけや!!」っと町の連中に追われる始末………。

他にも———。

「いい加減にしろォ!白髪ァァァァァ!!!」

「何ですとォォォォォォォ!!!!」

 ☆


ッドガシャーーーーーン!!!


「イテテテ……ッ痛ぇじゃねーかクソババア!!一歩間違えたら三途の川に直行だったじゃあねぇか!!!」

「やかましいわ!こちとら朝は営業してねぇ時間帯なのに、てめーがいきなり入ってきて訳の分からん事を言っていたから、余計腹が立つにきまってんだろォ!」

「うるせぇ!それが客に対する態度か!!」

「だからこっちは夜の蝶なんだよ!ってか、家賃もろくに払わない奴は、客じゃないわ!!!」


ったく……オッス!みんな!俺、坂田銀時!今回の話は、妖怪山姥との死闘を書く予定だったんだが急遽話を変更して

「戦慄!本当に実在した!?歌舞伎町に潜む妖怪しわくちゃババア!」


あなたはまだ…本当の妖怪を知らない………


「おい、天パ。」

「ん?どうしたバアさん?顔がもの凄く変形してるぞ?水木さんが見たら、即「妖怪だー!」って捕まえられるぞ?」

「ちょっと…面貸せ。」

「あん?なん……………………」


 ☆

〜キャバクラすまいる〜


「あら?銀さん。お店にいらしゃってたんですか?…っていうか、どうしたんですか?その顔…まるで妖怪にやられたような傷跡が生々しく刻まれてますよ?」


その通りだよ。あのクソババア…まさか、あれほどまでに変身するとは思わなかったぜ。

一瞬…ババアの背中から、鬼のスタ○ドが見えた気がした…思い出すのも身の毛がよだつ………忘れよう。

「そうだわ、銀さん!そんな辛い目にあったのなら飲んで忘れましょう!!いや、忘れてください。」

と、言われてもな…今、手持ちの金がねーんだわ。

だから、今日はもう帰るわ———

「一名様!ドンペリ十本。入りまーす!!」


おい!何勝手に注文してやがる!?こっちは顔が包帯ぐるぐる巻き状態で話せねーから、ナレーションしてたのわかんだろうが!!つーか話をしてたよな!?

「後、三十本追加入りまーす!!」

いやァァァァァァァァァァ!!!


〜ヅラの秘密基地〜


「待て、銀時。」

なんだヅラ?とうとう頭の方がヅラに変わったのか?いやァ卒業おめでとう。これで君も中年男性ハゲの仲間入りだ。贈り物は育毛剤で決まりだな。

「そうじゃない。なぜ、貴様はここに居るのかと聞いているんだ。ここは、我ら攘夷志士しか知らない秘密の場所のはずだが?」

そりゃァお前、外におもいっきり看板で『桂小太郎はここだ!攘夷志士諸君集まれ!!』ってデカデカと宣伝してたから、試しに入ったら

てめーのペットが、いつも持ってる板で『いらっしゃーい』って某落語家みたいな感じで

出迎えてくれたその先に、お前がいたんだよア●ラン。

 ☆


「おい、やめろそのネタ!!それは、中の人のことじゃないか!」

別にいいじゃねぇか。今の世の中は、そうしたネタを出せば好感度が上がるんだぜ?

「そっそうなのか?」

あぁ、もちろんだ。(ヅラをいじるのは楽しいな…)

ところで…ヅラ?何ブツブツ言ってんだ?

「銀時…俺はやるぞ!」

はっ?何を……?

「そのネタを使って、新たな攘夷活動にするんだ!そうしたら幕府や天人に一泡吹かせられる!!」

お前馬鹿だろ?つーか、一人でやってろ。俺はもう帰る………———


ッガシ!!!


「待たぬか、銀時。どこへ行こうと言うのだ?」

いや……話聞いてた?俺はもう帰るって言ったんだよ。
だから離せ、ロン毛が似合うヅラ子さん。つーか離して。

「ヅラ子じゃない!ヅラだ!!!ッあ!桂だ!!!!」

 ☆

〜スナックお登勢(夜の蝶)〜


うい〜す……———

「いらっしゃ…なんだい銀時かい。どうしたんだい?また朝みたいな目に会いに来たのかいィ?」

ちげーよォババア。朝みたいなのは、もう勘弁だ………

「?…それなら、何しに来たんだい。」

夜、ここに来る理由は決まってるだろ?

ババアーーー酒くれや。今夜は愚痴に付き合ってくれるだろ?

俺は、夜の客だぜ?。

「フッ……そうだね…なら、金が無くなるまで話に付き合ってあげるとするかぃ。」



〜完〜