二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!verⅩⅠ ( No.17 )
- 日時: 2010/06/13 17:20
- 名前: 抹茶ラテ (ID: 7xCImRS/)
第8話 沈静のしぶき
(語り 水斬 吉弘)
俺が雨の守護者か…全てを洗い流す恵みの村雨…あーーーーーーややこしいっ!!まぁ、山本と一緒の属性でよかった!!うん。っていうか、匣がみつからねーーーーー…どうすんだよ…ま、まぁ、ぐるぐる歩いてりゃそのうち見つかるだろっ、気楽に行こう気楽に♪
「おっ水じゃねーかっ!!」
「山本っ!!どうしたんだ?」
「ちょっと、渡すもんがあってよ」
「俺にか?」
そう言って、山本は俺の手の上に四角い何かを置いた…四角い…四角…えっ!!!四角!?
「水の匣なのなっ」
「なんで山本が持ってんの!!隠してたんじゃねーのかよっ!!」
「あははっ、いやー隠す所迷ってたら、水に会ったから、もう渡しちゃおうと思ってなww」
どんだけマイペースなんだよ・・・まぁ、匣も見つかったし、後はノンビリするか♪
「よしっ水、修行始めるぜっ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一時、沈黙の時間だった
「えっ、しゅ・・・修行!?」
「そうだぜっ、水の力を見るためのな」
「俺の…力?」
「まっ、みてみりゃー分かるさっ」
実戦室の扉が開いた…そこでは、獄寺が、帆坂を担いで、医療室に連れて行くところだった。
「よっ獄寺♪」
「あ゛?なんだ、野球馬鹿」
「どうだった?獄寺のほうの11代目は…」
「へっ!!弱すぎたぜ…だが…見込みはある…どけ」
まっまさか…ボロボロのコテンパンにされるのか?…俺…
「心配しなくても、あそこまではしねーって」
「…分かった…」
「いくぜっ」
俺は、すぐさま身構え、匣を開匣した、中からは…秋田犬?柴犬?…とっとにかく、犬が出てきた。
「おっ水も犬の匣持ってるのかー」
「小十郎!!山本を眠らせろ!!」
(キュウッ)
「攻撃しないのか?」
「山本に攻撃なんてできねぇよ…」
「遠慮すんなって♪」
いや、そういう問題じゃないんだけど…
「さすがは、鎮魂歌の雨だな」
「「リボーン!!(小僧っ!!)」」
い…いたんだ…
「だが、そんな半端な気持ちじゃ戦いに勝つことはできねぇぞ…」
分かってる…分かってるけど…
「おい、山本」
「ん?なんだ、小僧?」
「こいつに、守る戦いを教えてやれ」
「…分かったぜ」
守る…戦い?
「行こうぜっ水」
「あっ、うん」
————————————————————————そのころ
「ミルフィオーレがボンゴレに負けた?…」
「本当か、それは…」
「本当だ、実際に俺はそこで見てたんだからな…」
「…ボンゴレか…フフッ」
「どーすんだよーボスーー」
「ミルフィオーレが潰れた今動けるのは俺らだけだ…さぁ…はじめるぞ…命を…世界を…掛けた…戦いを」
———闇あるところに敵はありし、サルヴァトーレが今動き出す…
続く