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「・・・まさか骸が俺の霧の守護者だとは思わなかったよ」
「僕もです。アルコバレーノには困ったものです」
「だよね〜」
話しながら、骸は昔を思い出していた。
（昔はこんな風にボンゴレと喋れるなんて思ってもいませんでしたね・・・。結果オーライ・・・とでも言っておきましょうか）
ツナは急に立ち止まり、顔を青くした。
骸はツナに訊ねる。
「・・・どうしました？ボンゴレ」
ツナは顔を真っ青にして骸に言った。
「や、ヤバい！皆と雲雀さんが喧嘩してる！！」
骸の顔がやれやれ・・・、といった顔になる。
「雲雀恭弥ですか・・・」
「！・・・よく分かったね！？」
骸はハッとする。
「あ、アルコバレーノに話は大体聞いてますから」
「そうなんだ。・・・じゃなくってっ！早く止めないと！」
ツナの部屋からは、爆発する音や剣同士がぶつかる音が聞こえてくる。
骸はツナに言った。
「僕が止めてきます。ボンゴレはここで待っていて下さい」
「あ、危ないよ！雲雀さんに咬み殺されちゃう！」
骸はツナに笑って見せた。
「クフフ・・・、大丈夫ですよ」
骸はツナの部屋へと入って行った。