二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜鏡音リンレンでオリジナル〜コメ下さい! ( No.80 )
日時: 2010/05/26 15:57
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: dHuJp/ow)

第3章

いつのまにか、雪が積もっていた。


「うわ〜。今年も降ってくれた〜!嬉しいな〜!」

リンは、雪の中にダイブした。

「おいおい、あんまはしゃぐなよ」

レンは、心配そうにリンに言った。
「平気だよ!もう!心配性なんだから!これでも喰らえ!」

リンは、雪玉をレンに当てた。

「うお!何すんだよ!」

レンも、リンに向かって雪玉を投げた。

「キャー!冷たい!もう!」

「そっちが悪いんだろ!」

「とりゃ!」

リンは、雪玉をレンの顔面に当てた。

「リ、リン!今のは怒ったぞ!!」

「キャーー!レンが怒った〜!!」

「怒るだろ!!」



リンは、逃げ出した。
「逃げるな〜!」

レンも、リンを追いかけた。

「逃げるなって言われて逃げない人の方が可笑しいもん!」




リンとレンは、慣れない雪の中走った。

笑いながら。

でも、どこか恐怖を感じてた。
その恐怖は、言葉では説明できない程。恐ろしくて。

もう二度と、こんな日々が出来ない。そんな恐怖だったかもしれなかった。