二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ボカロ】Let’s! VOCALOBAND!!短編Ⅲ終了! ( No.229 )
日時: 2010/07/16 20:54
名前: 白柊 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
参照: http://部活地獄開催間近! 曲は完成する訳が無い!(涙

メルト・フォルテⅣ

「嫌がられたら……ど、どうしようかなーって思って」

少し不安そうな表情でカイトは私を見ました。
嫌がる、とまでは流石に行きませんよ。

と言うか逆に嫌がるとは対照的な感情になりそうです。



「別に、嫌がる訳無いよ……」

何故か直視すると顔がまた赤くなる気がして少し横を向きました。

カイトも同じだったのかお互い顔を横に向けたままです。

傍から見るとさぞや変な光景だったのでしょうか。

恥ずかしいです、本当に。



「……そ、そっか。何か……嬉しいな……」

!?
今、コイツ何て言いました?

嬉しい……?

嬉しい……!?

嫌がられなくて、嬉しい……?


それって、つまり……





〝恋〟の様な感情を持ってカイトは言ったんですか?

……バカイト。

顔がお互い紅潮するのが良く分かりました。

本当に、駄目ですね。


こんな感情なんてあまり体験した事が無いですし。

はっきり言えば、初めてです。





「じゃ、じゃあ……もし良かったら今度、一緒にアイスを食べに行かない……?//////」


もうトマトと言えるのか?と言う位に真っ赤になるカイト。

茹で蛸みたいになってますね。

と言うか、その誘い……





明らかに、断れる展開じゃないですよね……///





「別に良いけど……?」

「そ、そっか! あ、あ、ありがとうね♪」


本当に、嬉しそうに笑うカイト。

私もつられて笑っちゃいました。





これが、恋の始まり。

アイスの1口目。





もう溶けそうなアイスの様に。


恋の始まりが、来ていました




メルト・フォルテ 終

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
書いててめっちゃ恥ずかしかったです!
ラブコメ下手くそな自分に泣けました!!
ユキちゃん、キャラ崩壊ごめんね!!

……以上で100ページ記念短編集は終了です♪

次からは本編に入りますので、お楽しみをvv