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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 帝国的日常。 ( No.102 )
- 日時: 2010/07/22 21:30
- 名前: 鮫 (ID: 14pOvIO6)
ストーリーを忘れたという…
いち、読み直ししようか…でも読み返したら恥ずかタヒぬよ…
鬼道が、傍にあったソファに腰を下ろした。
それを見た佐久間も、ソファに座る。
「すまないな、こんな夜にわざわざ呼び出したりなんかして。」
鬼道の第一声はそれだった。極端にトーンを抑えた、低く滑らかな声。
佐久間は鬼道の声に酔いしれつつも、「いいえ」とはっきり応答した。
………しばらくの沈黙。
佐久間は、鬼道と話すのは大好きだったが、こうして張りつめた雰囲気の中で話すのは初めてに等しかったため、戸惑っていた。
自分の心臓の音が煩い。
鬼道の方も、何と言って話しかけたら良いのか、この時ばかりは判断がつかずに困っていた。
時間は刻一刻と迫っている。真っ暗な廊下には勿論人気は無く、鬼道と佐久間だけを静かに映し出していた。
「あの…っ」
意を決した佐久間が、うつむいたまま微動だにしない鬼道に声をかけた。
鬼道が、はっと顔を上げる。
「話って…何ですか?」
佐久間は、自らの心音が急激に上がるのを感じた。
「…お前が倒れた時の話だ。」
ソファについた鬼道の手に、ぎゅっと力がこもるのを佐久間は見逃さなかった。
じっと自分の目を見つめる佐久間の視線に気付いたのか、鬼道は話を続けた。
それも、極限まで抑えた低さの声で。
一旦中止!多分戻ってきます。
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