二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 帝国的日常。 ( No.72 )
日時: 2010/07/11 19:59
名前: 鮫 (ID: 14pOvIO6)

辺)ありがとぉぉお!!
はいっ、では小説の方を書いていきたいと思います。
                   
そうだ…。
佐久間は、抜け落ちていた間の記憶をとり戻していた。しかしその記憶は、ある意味鬼道の熱狂的信者である佐久間にとって、あまりにも残酷すぎる記憶だった。
しかし、黙っているだけでは何事も進まない。佐久間は少しためらったが、隣で静観していた咲山に、一切を打ち明けることにした。
「俺…思い出したんだ…」
「うん。」
咲山は、神妙な面持ちで相槌を打っている。
「鬼道さんの、電話の内容…」
「電話?誰かと通話してたのか?」
咲山の質問に対し、佐久間の表情がこわばる。
「誰かは分かんないけど…多分年上…」
「で、その内容は?」
鋭い咲山の問い掛けに、戸惑う佐久間。
逃げ出したくなる気持ちを何とか追い払って、咲山の方を向いた。
「…っ、それが…」
「?」
何も知らない咲山は、早く本当の事を教えてくれと言わんばかりに佐久間を見据えていた。
「鬼道さん、告白してた…」
「!?」
確かに、この耳で聞いた。愛しい人の愛しい声を。
「好き…です。」
確かにそう言っていた。
                   
一旦中断します。ごめんなさいorz