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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 帝国的日常。 ( No.88 )
- 日時: 2010/07/14 23:25
- 名前: 鮫 (ID: 14pOvIO6)
眠い…けど書く!俺はやるぜ!
「泣くなよ…鬼道も居るのにみっともないだろ?」
佐久間の体をすっぽり包み込んだ咲山が、しゃくりあげながら泣く佐久間に声をかける。
「き、どぉ…さんっ…?」
慌てて自分から離れる佐久間を咲山は少し名残惜しそうに見つめると、その背中をポンッと軽く押してはにかんだ。
「行け、佐久間。鬼道もお前に話したい事があるらしいしな。」
佐久間の顔に緊張が走った。
一体何の話だろう…きっと佐久間は、それが気になって仕方がない筈だ。
咲山は、佐久間の頭をわしゃわしゃと撫でると、鬼道の居場所を伝えた。
「廊下で待ってるって。」
咲山から伝えられたのは、その一言のみ。
一応廊下に出てはみたものの、肝心の鬼道の姿が見当たらない。
もっと奥の方に居るのか…
そう見当を付け、また一歩足を踏み出したその時。
「佐久間…」
突然後方から声がし、佐久間は思わず振り返った。
「鬼道さん…」
そこにいたのは、紛れもない鬼道本人だった。
佐久間は久し振り(?)に鬼道の顔を見て安心したのか、火が付いたように泣き叫んだ。
出会い頭に泣かれたものだから、流石の鬼道もオロオロとしている。
ようやく佐久間が泣き止んだ所で、鬼道は話す場所を変えた。
場所は、丁度佐久間が倒れた辺り。
公衆電話のある辺だ。
佐久間は移動中、腫れた瞼をさすりながら(何の話だろう…まさかあの告白についてじゃ…)と考えていたが、これ以上色々な事を想定すると悲しくなってくるので、考えるのは止めた。
は?何この展開…シリアス(?)がだらだら続いてるだけじゃん!
と思ったアナタ!
大丈夫、この後の展開は多分 よ
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