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—円堂SIDE—雷門中—

吹「ごめんね、キャプテン・・・」
円「大丈夫だよ！リハビリ頑張れ！そんでもって世界の舞台へ来い！」
久「おそらく無理だ、怪我は骨にまで達している、回復に二カ月はかかるだろう」
え・・・そんな・・・こいつらと世界でも戦えるって思ったのに・・・
響「なーに、そいつらは根性だけはあるさ、その内戻ってくるだろうよ」
緑（だけって・・・）
吹「あ、佐久間君・・・と、響木監督、その子誰ですか？」
あ、本当だ・・・見た事無い奴だ
響「吹雪、緑川と入れ替わる佐久間は分かるな？で、こいつは蒼原詩亞瑠だ」
詩亞瑠と言われた奴は何も言わず深々と頭を下げた
でも普通なら『宜しく』とか・・・
一言喋らないのかな？
・・・まっいいや！
円「俺円堂守！宜しくな！詩亞瑠！」
手を出して握手を求めたけど少し戸惑っていた
どうしたんだ？
円「うん？どうした？」
詩亞瑠はハッとして俺の手を握った
握った後に白い歯を見せて笑った
でもやっぱり何も言わない
円「なあ、ポジションはどこだ？」
詩亞瑠はしゃがんで地面に文字を書き始めた
俺に分かるように逆さまから
円「Ｆ・・・Ｗ・・・ＦＷなんだな！でもなんで地面に書いたんだ？」
詩亞瑠は俺の方を見上げて苦笑いを浮かべた

—円堂SIDE終わり—

本日二回目〜〜