二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 未来を知る少女 ( No.15 )
日時: 2010/08/09 21:59
名前: カエル (ID: KnTYHrOf)

ひさしぶりの更新です!
てか、2話長い・・・

第2話 続の続。

氷(…クスッ…。
氷歌は鬼道がついてくるのを透視すると、笑みをこぼしながら次の曲がり角へとテレポートした。

鬼道が曲がり角についたころにはそこに氷歌はいなかった。
鬼(!何処に行った!

鬼道は止まり、あたりを見回した。そして、また向こうの曲がり角で髪が翻るのを見た。
鬼道はまた走り出した。

それと同時にまた頭の中に声が響いた。

氷(ヒントは…言葉の中にある。

鬼(…言葉の中…?どういう意味だ!
鬼道は曲がり角についた、だがそこには誰もいなかった。
鬼道はまたあたりを見回した。だがもう何処にも人は見えなかった。

だが、声は聞こえ続けた。
氷(言葉の中に今日起こることの鍵がある。

鬼(誰の言葉の中にその鍵があるんだ!おまえの言葉か!
氷(…違う。私の言葉の中に鍵はない。
鬼(では、誰の言葉なんだ!

少し間があいた。
氷(…それは教えられない。
鬼(!?なぜだ!

氷(教えなくてもあなたになら分かるはず。
鬼(おまえは何者なんだ!なぜ俺にヒントを与えたんだ!
氷(…私は…この試合を見たいだけ。それだけ。

鬼(…試合を見たい?
氷(そう。だからあなたにこのことを教えた。
鬼(…。
氷(それでは。
鬼(おい!待て!!

氷(どうしました?
鬼(おまえの言ったことは信じていいことなのか!

また間があいた。
氷(信じるかどうかはあなたの自由です。でも…私はうそは言っていない。
氷(では。

そう言うと声は聞こえなくなった。
鬼(…あれは誰だったんだ…。

鬼道はまたあたりを見回したが誰もいなかった。

氷歌はまた空にいた。
氷(これだけ教えておけばいいでしょ…。

氷歌はまた笑みをこぼし、空を見た。

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次は3話です!

3話は帝国VS雷門の試合中を書くつもリです!
頑張ります!