二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ホヒンダ村だより—迷える子羊達—*オリキャラ募集中* ( No.449 )
日時: 2011/02/13 17:46
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

85話[ *—似た光—* ]


神様から貰ったものだし、似てても可笑しくはないだろう。
でも、どうして……?

何で光ってるの?

すると、その光は一気に輝きを増し、
辺りが何も見えなくなる。


「えっ……、」


まず、声をあげたのはあたし。
場所は、天界。

何故か4人全員で来ていた。

な、んで……?


「こ、こは……?」

「な、にこれ……」


シェルとジェーンが起き上がる。
そして、続いてさよるんも起き上がる。

皆、状況についていけてない。


「ここ、天界ですよね……?」

「う、ん……」

「えっ、ここが天界!!?

 もしかしてあたし死んだ!!? もう生涯終わったの!!?」


1人で盛り上がってるシェルを放置して、
あたしは神様のとこへ行く。

確か、この道であっていたはずだ。


「な、んで皆をここに……?」

「伝えるべきことがあったのです」


昨日の雰囲気の欠片も見られない口調だった。

何か深刻なことなのだろうか。


「ローマ村の住人が……、貴方たちの力を全て奪おうとしているようなのです」

「え……?」


力を、奪う?

すると、3人もここへやってきた。


「そして、その鍵は……とても危険なものなのです」

「き、危険って?」

「絶対にアンソワールに渡してはなりません」

「ど、どうして?」


あたしは、息を呑む。
危険って、何だろう。

そんなに大変なことなのかな……?


「その鍵とアンソワールが持っている鍵を、

 ある特定の場所で重ねると、人を消す力が生まれるのです」


人を……消す力?

でも、今までアンはそんなことは……してない、よね?
よく分からないけど……

いや、むやみやたらに人を殺せない地位にいたのかもしれない。

けど、2人は消さなければならない存在だと思っている。
ということは、この鍵を使って、2人を消そうとしてる?


「そ、んな……っ」

「あ、ある特定の場所って?」

「ローマ村にある、一番大きな十字架、です」


一番大きな十字架……

そんなもの、村の何処にあるんだろう。


「や、役場の前の……っ!!?」

「その通りです」


前にローマ村にすんでいたシェルが言う。

役場の、前……
そういえば、大きな十字架……あったかもしれない。


「そして、アンソワールはその指輪を使い、

 更なる力を得ようとしています」


更なる、力……

どうして、彼女はそこまでして力を得ようとするのだろう。


「そして、世界を征服……とまではどうかは分かりませんが、

 何か、大きなことを企んでいます」


じゃあ。
じゃあ、もしもあたしが鍵や指輪を渡してしまったら……

シェルやジェーンだけじゃない。
いろんな人に迷惑をかける……!!


85話☆終

=====作者より=====

神様が何でそんなことが分かるか、教えちゃいます!
守護霊の力を使って、アンの心をよんだのです!
ちょっと酷いですけどね;

鍵の設定はとにかくヤバイ、にしたかったので、
人を消す力にしましたw
ちなみにアンが人を殺せないのは多分上位のシスターだからではないですかね((

もしかしたら今日はこれ以上更新できないかもです><
もしできても深夜だと((明日学校だろ!!?

あと、ブログ更新したのでよければ見てください((ォィ