二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン ボンゴレ学園 ( No.53 )
日時: 2010/10/31 19:32
名前: ちくわ♪ (ID: NN.yKTYg)

 お菓子をくれても悪戯するぞ♪ボンゴレ学園ハローウィン!

 第二話

「ふっふっふっ…」
 可愛い生徒たちを窓からこっそりと見る人影。
「やっぱデーチモ可愛いな…」
「おいジョット」
 後ろから校長のスーツを鷲掴みにするG。
 そう、そこは校長室だった。
「なーなーG。俺たちもお菓子もらえるのか?」
「ああ?もらえねえよ。俺たちは配る方。生徒たちが来たら菓子をやるんだ」
 Gが、お菓子の入った袋を上げてみせる。
「ええっ!?じゃあ俺、Gのお菓子もらえないじゃん!そんなんじゃ俺、死んじゃうよぉー!!Gのお菓子食べたいよぉー!!!!」
 途端駄々をこねはじめるジョット。
「はいはい」
 Gは、息をついて、ジョットを見た。
「ひとつだけ、条件がある。その条件をクリアしたら、お前にも俺の菓子をやろう」
「え、なんだなんだ!?」
 顔を上げてキラキラとした目でGを見るジョット。
「今日一日、何も面倒事を起こさないで生徒に菓子を配りきることだ」
「わかった!俺やるぞ!」 
「よし」
 ジョットの頭をなでて、手のかかるペットのようだ、とGは本日二度目のため息をついた。