二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 天駆ける十二星座ポケモン 第十三章開始 ( No.352 )
- 日時: 2011/06/06 22:41
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: cebg9jtM)
- 参照: 細かく切った葱に鰹節と醤油をかけて食べたときの美味しさは天下一品
あらすじ
射手座のサジタリアとご対面した秀夜たち。
最後の十二星座攻略戦が始まる。
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まずはサジタリアが動く。
素早く矢をセットし、弓を引き絞って矢を放つ。
「これくらいはなんとも無いぜ! 受け止めろ!」
ランクルスは片手で矢を止める。
ランクルスは特攻が高いが、意外と力もあり、特に手の力は岩をも握り潰せるほど強いのだ。
「シャドーボール!」
受け止めた矢を投げ捨て、ランクルスは手から黒い影の弾を発射する。
対してサジタリアは矢を一度に二本セット、同時に放って影の弾を打ち消した。
再び矢を取って、弓にセットし、矢を放つ。
すると、途中で矢に火がついた。しかもサジタリアは一撃ではなく、続けざまに炎の矢を放った。
だが、秀夜は慌てない。
「ランクルス、サイコパンチ!」
ランクルスが拳を握り締める。拳に波動が宿り、その波動をロケットパンチのように打ち出す。
拳の波動は、飛んでくる炎の弓矢を全て相殺した。
すると、サジタリアは今度は矢を手に持ち、ランクルスに急接近。
素早く動き回りながら、隙を見つけてランクルスを矢で刺す。
「ランクルス、慌てるな! サイコショックだ!」
ランクルスは念波を実体化させ、周り全体に放出する。
しかし、サジタリアは素早く動き回って、念派の隙間をぬってかわしていく。
再び矢を突き刺し、急にランクルスから離れる。深追いはしない。
サジタリアはかなり高い知能を持つらしい。
「サイコパンチ!」
ランクルスは波動のパンチを放った。
サジタリアが迎撃のために放った矢を次々と破壊し、サジタリアを捕らえた。
サジタリアは少々体勢を崩すが、すぐに体勢を戻し、反撃の矢を三本構える。
三本の矢を一斉に放った。しかも、途中で矢が消えた。
「何だ?」
矢が突然消えて驚く秀夜。しかし、その矢は見た目上消えているだけだ。
突如、ランクルスが腕を押さえる。その腕には三本の矢が刺さっていた。
「ランクルス、大丈夫か? くそっ、厄介な技だな…」
相手の攻撃が見えないというのは、中々手強い。
「こっちも攻めるぞ! サイコショック!」
ランクルスは念波を実体化させ、それを発射してサジタリアを狙う。
今度は、サジタリアは矢で相殺をしない。
矢を手に持ち、念波に向かって突進する。
飛んでくる念波を斬りつけ、消滅させ、そのままランクルスに斬りかかる。
刹那、矢に炎がともる。
炎の剣のような矢を、ランクルスに向かって振りかざす。
「チャンス! サイコパンチだ!」
近くに来ていたサジタリアに対し、ランクルスは波動のパンチで迎撃。
さすがに矢一本では波動を打ち消せず、サジタリアは後ろへ飛ばされる。
「シャドーボール!」
さらに追撃でランクルスは影の弾を放つ。
続けざまにサジタリアに命中し、サジタリアは空中でぐらつく。
「もらったぜ! サイコパンチ!」
ランクルスはもう一度拳を構え、波動のパンチを放った。
しかし、サジタリアをふと見て、秀夜は驚愕を覚える。
サジタリアの弓にセットされていたのは、全てを貫く光の巨大な矢。
波動のパンチと光の弓矢がぶつかる。
しかし、波動のパンチはいとも簡単に破壊され、光の矢がランクルスを貫いた。
一応サイコパンチとの衝突で威力は減っているだろうが、それでも大ダメージだ。
「ランクルス!」
秀夜の叫びがこだまする。
続く