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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻短編【桜色恋心】蒼月様リク完成 ( No.161 )
- 日時: 2011/03/27 20:34
- 名前: アーシェ ◆v8jLrTsMs. (ID: gyX.9WMH)
感情クライシス
消してしまえばいい、いや----捨てろ
見下すように少女は言った、その目には狂気の光しかない
少年の胸元で紫色の光が強く輝いた---エイリア石
これさえあればいい---全て勝てる
ただし、一つだけ勝てないものがあった
それは---感情、と言う名の魔物
何かを破壊し勝ったときには絶対に傷つく少年達にとっては魔物の・・
あの少年に合った時から少年---グランの感情は揺れていた
エイリア石に頼らずに強くなっていく自分達を倒そうと強くなっていく
そのチームのキャプテンを見てから、感情は揺れ動いているのだ
エイリア石を使っても---まけるのでは?
自信が不安に変わる、それを少女は見据えたかのように言うのだった
感情なんて捨てろ----消して楽にしろ
そういわれると確かにそうだ、ただひとつだけ疑問がでてきた
-------感情をなくしたら俺達は、一体何になる?
その答えはすぐに出てきたけどいえなかった
まぁ言ったらけりの一つや二つは飛んでくるだろう
なくしてしまえば・・・「機械」になる
ただ勝つことだけをインプットされた機械に---戦争兵器に
いうならば------サッカーサイボーグ
所詮こういう道だと少年は心の中で呟いた
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