二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】炎と氷と心と体のアンバランス 夏休み編連載中!! ( No.746 )
- 日時: 2011/01/16 20:46
- 名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
突然、小狼の右目に、魔方陣が現れた。
そして光り出す。
ファイ「右目の魔力が・・・消えかけてる。」
そのときだ。
小狼を取り囲むように大渦が巻き起こった。
神威・ファイ「!?」
渦は、水を囲っている壁の上まで勢いよくのぼってきた。
カ「!?」
私たちの目の前で、渦は回る。
風「いったい水の中でなにがおこったんだ!?」
渦の中では、丸い何かを支えている太いものの上に、小狼とファイと神威がっのていた。
ふと、神威が渦の下のほうを見た。
神威「誰か来る・・別の世界から・・。あのハンターじゃない。」
ファイ「・・(もう一人の小狼君が来る・・」
ファイも渦の下のほうを見た。
ファイ「・・(右目の魔力が消える・・その心は君のものだ。君とサクラちゃんや、君を愛する人たちで作った大切なものなんだ・・だから、なくしちゃいけない・・!!」
ファイが手から、長くて光る紐のようなものを出した。
その紐が、小狼を取り巻く。
小狼の目の上に浮かび出した魔方陣が、パキンと割れはじめた。
神威「あれからさっきまで感じていたのと、同じ〝気〟が近づいてくる・・」
カ「・・・なんか来る・・・」
風「え・・?」
完全に魔方陣が割れた。
と同時に紐も切れる。
ファイ「っ!」
一瞬目をつむる。
そして小狼を見てみた。
小狼は、壊れた魔法人からでてきた丸い弾を、捨てるように落とした。
弾は、丸い何かを支えているなにかの上を、コロコロと転がった。
それをファイが拾う。
そして小狼を見る。
ファイ「・・・(小狼君・・・」
シュン・・
と風を切る音がした。
と思ったら、小狼に蹴りを入れられるファイ。
その場に倒れこんだ。
そして、小狼は、ファイの首を掴み言った。
小狼「この世界に羽はあれだけか。・・・・・・・お前、魔術を使うな。その目が魔力の源か。」
ファイ「!!」
小狼「羽を取り戻すために、それも必要だ。」
小狼が、ファイの目に手を伸ばす。