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め・・、目まいがする・・・・。





此処で倒れたら終わるぞ私！

ふんばれ！！





と言う私の願いは体は聞いてくれなかった。





バタリ・・・・



そのまま倒れこむ。






体に力が入らない。


起き上がれないのだ。





カ「ｓｈｉｅｒｄ．．．」




まただ・・・・・



また、口から勝手に言葉が出た・・










そのあとのことはあまり覚えていない・・。









〜地下貯水所の入り口の扉にて〜




「・・都庁を守っている結界が消えました。地下貯水所に何かあったようです。」


黒鋼は、サクラをかかえ、もう一人と一緒に、地下に続く門の前まで来ていた。



黒鋼は、片手でサクラをかかえ、もう片方の手には剣が握られていた。




そして、剣を持った方の手で扉を開けようとした。


「許可なくここへ武器を持っては入れません」


黒鋼「チッ・・」



黒鋼は仕方なさそうに剣を壁の隅に置いた。


そして、小狼たちがいる水のある場所へと急いだ。





しばらくすると、大きな渦が上へのぼっているのが見えてきた。




走っている途中に、突然、



パァァ・・とサクラの体が光り出した。




そして、シュン・・・と消えてしまったのだ。



黒鋼「なんだ！？」

「おそらく、この水の中にある魂の元へと移動したのだと・・」