二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ずれて、ずれて、廻る。[銀魂]オリ募集中 ( No.41 )
- 日時: 2010/12/26 10:24
- 名前: 裂弥 (ID: A9wxTbZM)
第一章
其の参
疑惑?
えーと。
多分此処はこの美女の部屋であろう。
「…じゃぁ、適当に座って。」
童顔の子がニコニコしながら座布団を持って来た。
あーやっぱ可愛いっ!!
「じゃぁ、初めに自己紹介からはじめよっか♪」
童顔の子が「ほら、悠歩」と美女に言う。
「僕は白刃悠歩。・・・訳合って新選組に居候してる。よろしく。」
「じゃぁ、悠歩でいい?」
俺が聞くと、コクリと頷く。
すると童顔の女の子が「はいはーいっ」と手を挙げる。
「私、九条アリス!!これからよろしくね♪」
さっきまで硬い表情だった芽瑠斗が笑う。
「そちらのお嬢さんは?」
芽瑠斗が聞くと、ショートカットの女の子が「えっと…」と呟いた。
「私は…、白舞、春子です…。」
「…二人は?」
「あー。俺かぁ。俺、姫義裂弥!!これでさくやって読むんだぜ!!」
紙に書いて見せる。
「へぇ、かっこいいじゃん♪」
アリスが笑う。
「…。僕は、姫義芽瑠斗です。」
「そうそう、俺の双子のいも…弟だ!!」
やっべぇ…言っちゃった…!!
「今さぁ…妹、って言ってたよね?」
アリスの顔に黒さが入る。
「言ってない!!俺ちゃんと弟って言った!!」
「弟…ですか?」(チロル)
「あぁ!!弟!!」(さく)
「弟?」(ゆー)
「だから弟!!」(さく)
「妹?」(アリス)
「いもう…弟だよ!!」(さく)
なんてくだらない会話をしていると、芽瑠斗がため息をつく。
「姉さん。いいです。話しますから。」
「…妹…です。実は。わけあって弟やってます。」
「…いいのか?」
俺がバックからチョコレートを出したその時。
ゴスッ、と鈍い音が横からして見ると、何故か
「トンファー…!?」
トンファーが刺さってて、春子の顔が険しかった。
「誰…!?」
そして、扉が開くと、眼鏡の少年が顔を出す。
「チョコにつられて来たんですけど…」
「ゆ、由江壱…!」
「さっきの話、聞いちゃったんですけど、」
「このこと内緒にしてもらいたかったら…」
そして、少年は俺のチョコを指差す。
「…あー…わーったよ!!」
帰り際、少年は名前を言って帰ってった。
「じゃ、サクさんメルさんよろしくですよー」
「…。よろしく…」
芽瑠斗は複雑な表情で由江壱に手を振っていた。