二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【月光の書斎】〜イナイレ〜 ( No.90 )
日時: 2011/02/10 20:57
名前: アーシェ (ID: gyX.9WMH)

一話 「過去1」


豪炎寺一人部屋で思い出に浸っていた
「・・・恵美。すまない・・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「どうしたの?」
「・・・君は誰?」
「私は恵美だよ!なんか貴女のおとーさんと私のおとーさんが知り合いなんだって!家ここ?近いね!」
「そうなんだ・・・」
「なにやってるの?それなあに?」
「・・サッカー。でもやるひとがいないんだ」
「じゃあ私に教えてよ!」
ニコニコして恵美と名乗った少女は言った
「・・・・え?」
「やる人いないんでしょ?なら一緒にやろうよ!」
「わかった・・・いいよ」
「やったぁ!」
無邪気に喜ぶ恵美を見て少年は笑った
だんだん日を増すごとに恵美はうまくなっていった
「・・・うまくなったね」
「追いつくのが目標だから!」
でも・・・
「母さんが・・死んだ?」
「そうなんだって・・まにあわなかったって・・」
そして部屋に閉じこもった
「俺の試合を見にきたから脳内出血で・・しんだ」
「え・・・?」
「おれのせいだ・・・・おれの・・・」
「違うよ!修也君のせいじゃないよ!」
「だったら俺がサッカーをしてなければよかったんだ!」
「でもお母さんは修也君ために行ったんだよ!サッカーをやめたっていみないよ!」
「・・・・・・」
「お母さんのためにはならないよ!お母さんは楽しみにしていたんだから!それでおかあさんはよろこばないよ!」
「恵美になにがわかるんだよ!」
「・・だって、わたしもおかあさん死んじゃったと競う思ったよ!でもそんなこと、したってしん、だひとたちはよろこばないんだよ!」
「・・わかった・・・つづけるよとりあえずなきやんでくれ・・・」
年月が立ち・・
「FFだって!やった決勝戦だよ!!」
「そうだな・・・しかしよく女子一人で頑張るな」
「修也くんとはちがいます!これでも頑張ってるんだから!」
「・・・これでも、か」
「・・・・そうこれでも!ところー」
「なんだ?」
「ファイヤートルネードどうする?・・ふたり同時も危ないから・・どうしよう」
「・・・そうだな」
「べついいよね!いまのままで!あのね・・けっしょうせんね、その・・あの・・」
「・・・どうかしたのか?」
「やっぱりいいの・・・かえろ!」
「?・・・あぁ」
当日〜〜〜〜〜〜〜〜〜
電話が鳴った
「恵美と夕香が!?いますぐいきます・・・」

「恵美おまえ大丈夫なのか?」
「頭をなんか殴られて気を失ってただけ!でも・・・」
「夕香は・・・目をさまさないかもしれないだと?」
「ごめんなさい・・わたしがしっかりついていれば・・・」
「おまえのせいじゃない、おれが・・・」

学校で・・・
「なんでにげたんだよ!」
「・・・・・」
「恵美ちゃんは仕方ないけどさ!」
「・・・」
「修也君早くかえろう?」
「・・・・・あぁ」
「またにげるのかよ」

「気にする事ないよ!だいじょうぶだよ!」
「・・・すまない」
「いいの!そういやおわびにわたしねあるものかっておいたの!」
「・・・え?」
「はやくわたしとりにいってくるね!あとでね・・」
「なんだ?」
「・・・サッカーしようね!約束だよ」
えがおで恵美は言った
「・・・分かった、でもお前昨日・・・」
「だいじょうぶ!じゃああとでね!」
恵美は走っていった
そして家の前に言ったそしたら信じられなかった
自分の目が信じられなかった
「恵美ッ!恵美!どうしたんだ!」
たおれていたのは恵美だった・・・
返事がなかった、救急車を呼んで病院にいった
「・・今亡くなりました」
「修也、おまえはきづいてなかったのか?」
「!!」
「サッカーなどしていたから・・医者の息子として幼馴染の異変にきづいてない・・まったくだ」
「・・・・!!」
一人部屋に取り残された
「・・恵美ッ!何でお前まで逝ってしまうんだ!」
恵美は死んでいると分かっていても信じられなかった
「・・俺がサッカーさえ、していなければ」
涙目になりながら