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＊王牙学園＊由子ＳＩＤＥ




「チクショウ・・・」

なんでこんな3人組に捕まったんだ？

私が何かしたのか？

・・・何もしてねえし!!?

あーもう・・・わけわかんねえ・・・。

「ヒビキ提督の前に立ったら礼儀正しくしろよな??」

「あぁわかったよ銀髪野郎!!」

「バダップ・スリードだ。男混じり」

はぁ??男混じり??

ふざけんな・・・。

「緒方由子ですけど」

「じゃぁ由子って呼ぼう。俺の事はバダップと呼べ」

命令・・・??

「あぁわかったよ！バダップねーはいはい」

ポ●モンに居そうなんですけど・・・ｗ(by音御じゃなくて瑠希亜

「オレはミストレーネ・カルス♪ミストレって呼んでね」

「エスカ・バメル。エスカバだっ」

あぁ・・・もう呼び方なんてどうでもよくね？

まぁいっか。

てぇかヒビキ提督だっけぇ？

誰だよそいつ。

「ヒビキ提督って・・・誰??」

私がきくと、バダップはとっさに答えた。

「会えばわかる」

ぁ・・・そうっすか。

はい。

—ウィーン—

自動ドアを通り抜けると、ディスプレイの数がやばいほどある部屋に着いた。

「よく来たな・・・ご苦労だった」

誰??

「ヒビキ提督。この学園の提督だよ！(普通に考えて・・・)」

ミストレが小声で言った。

ふーん・・・。

提督かぁ。

「緒方由子を連れてきました。ミッション成功です」

ミッションだったのかよ!!

「お前達3人はさがっててくれ・・・俺は緒方由子と話がしたい」

は??は??は??

「「「はっ！ヒビキ提督」」」

声をはもらせた3人は部屋から出て行った。

2人で話すとか・・・何を??

「俺はヒビキだ。この学園を治める者だ。よろしく頼む」

「緒方由子だ。なんだかよくわかんねえけど、過去に帰らせてもらおうか」

「それはいかんなぁ。君には此処王牙学園の生徒になってもらう。生憎だが過去へ返すという保障は何も無い」

は・・・??

今何っつった??

過去に帰れる保障が無い・・・!?

「ふざけんな・・・っ!!」

私が大きくもなく小さくもない声で声をあげた時。

他のドアから1人の男がこの部屋に入ってきた。

「ヒビキ提督にそのような口をきくとは!!直ちに排除しますっ」

ぇ??

あんた誰・・・。

「バウゼンか。いーや、この子は特別だ。さがっててくれ」

「・・・はっ」

少し間をおいて、バウゼンっつぅ奴は部屋を出て行った。

すげえな。

このヒビキ提督・・・。

「君にはこの学園の生徒になってもらう・・・と言ったが、男子として学園の生徒になってもらうからな」

「は・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

男子としてって!!

最初から最後までふざけんなぁぁぁぁぁぁっ!!



＊続く＊

オリキャラありがとぉぉぉ！