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＊捻くれ者＊全員SIDE




「あーぁ・・・ユネが居るせいでオレの立場が無くなった!!」

ミストレがわざと大きな声で言った。

「な・・・なんだよ!!別にそんなこと言わなくてもっ!!そ・・・それに俺だって好きで此処に居るんじゃねえんだし」

ユネがツンツンしながら言った。

「まぁ落ち着け2人とも!!」

エスカバが中心的になる。

「あ・・・あぁ。すまん」

「・・・」

ユネは謝ったが、ミストレは不機嫌のまま。

「ごめんな??ミストレ」

「・・・」

ミストレはユネの謝罪を無視し、立ち去った。

「別にユネのせいじゃねえから気にすんなっ!!」

慰めるエスカバの言葉は、同様していた。

「ミストレに・・・嫌われたかもな」

呟くユネ。

「嫌われたって・・・多分無いと思うぜ!?」

「・・・そうか・・・」

ミストレの考えが理解出来ないユネは、表情に出してしまう。

「・・・気にしなくていいぞ」

そこにバダップが入ってきた。

「バダップ・・・」

「あいつ、捻くれてるだけだから」

「・・・そうか。わかった」

あえて聞き流すユネ。

本当は、嫌われる事がどんな事よりも怖かった。




＊続く＊