二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.18 )
日時: 2011/04/03 18:13
名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)

『10』の続き


「まあ、そのほうが面白いかなって思っただけなんだけどね」

 円堂が投げてよこしたボールを片手でキャッチしする。そのときに浮かべる嘲笑が円堂たちに不安を募らせるのだ。


 *

 円堂たちはリブスたちにつれられ、広い場所にやってきた。リブスたちが、路地じゃ狭いといったのだ。そこはラインやゴールネットもあり、きちんとしたグラウンドにも見える。

「ルールは簡単。どちらかのチームが点を入れたら勝ち。人数は4人」
「待てよ。5人づつ居るんだから5人でいいだろう?」

リブスの説明に疑問を持った風丸が問う。

「いや4人だ。君たちのチームにも俺たちのチームにも5人も居ない」

 確かにリブスのチームにはひとりアイラと名乗ったやつが居ない。そしてこちらにも・・

 「おいっ吹雪がいねぇぞ」

 染岡は叫ぶ。

 「えっ吹雪が?」
 「いったいどこへ行きやがった」

 円堂と不動も言葉を漏らす。

 「だから4人。それでいいでしょう。さあ、はじめよう」

 
 *

    風           キ   
    丸           ト
 円     染〇    リ     ナ 
 堂     岡     ブ     イ
    不           ヒ
    動           エ 
    
                


染岡がコートの真ん中でボールを蹴りだす。