二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ワンピース【*ワノ国の恋事情*】 ( No.48 )
- 日時: 2011/02/27 09:36
- 名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)
アミ番外編【愛しのトナカイ様】
これは貴方に初めて会った時の記憶。
アミ「・・・。」
雪が降るワノ国。
今日、港に船が到着した。
船の横には「魚人島」と書いてあった。
アミ「この白いモノは・・・。氷?」
船からは魚人や人魚が降りてきた。
このワノ国は人種など関係無く人々が住み、訪れる。
アミ「働き所を探さなくてはいけませんわ・・・。」
ニシキゴイの人魚、アミは舞子になるためにワノ国に来た。
—— ワノ国中心町*胡蝶街* ——
「こっちは人が足りてるんでねぇ。」
アミ「そうですか・・・。では、他を探しますゆえ。おおきに。」
アミはまず働き所を探していた。
何件断られても「おおきに。」と笑っていた。
アミ((ちっ!これで何件目だと思っておりますのでしょうか。ホント疲れますわねぇ。))
とぼとぼ文句を思いながら歩いていた。
若者A「ちょっとぐらいいじゃないのさ!ね?」
若者B「ほら、あそこの店でさぁ!」
アミ((ナンパでしょうか?まったく情けない。))
五人くらいの男達が美しい二人の少女を取り囲んでいた。
まさかとは思うがいくらアミでも男五人に突っ込んでいく訳はない。
アミ「まぁまぁ。五対ニとは、情けないどすなぁ男のくせして。」
と思ったが思いっきり突っ込んでいった。
若者C「あぁ?何だこの女?舞子かぁ?」
アミ「通り道の邪魔、目の汚れでございますゆえお退きくださいませ。それともそこの御二方が困っていらっしゃるのが見えないのどすか?」
天使のような殺気スマイルを放つアミ。
若者A「なんだと?」
若者D「べつに困ってなんかないよねぇ〜?」
少女A「あ、あの・・・。」
少女B「少し・・・困って・・・」
若者D「なんか言ったかぁ?」
少女A「い、いえ!何も!」
アミは呆れた素振りを見せ、
アミ「これだから礼儀のない男はキライなんです。正直、堪忍袋が切れましたわ。」
アミは大きな筆を構えた。
若者B「なんだとクソ女がぁぁ!」
男が殴りかかってきたのをさらりと避けた。
アミ「女とて、甘く見ないでくださいませ。暁の型!」
筆(おまけに墨付き)で思いっきり若者BだっけAだっけ?まぁいいや。若者を上空に上げる。
アミ「黄昏の型!」
アミは上空にジャンプし若者A・・・間違えたBを地面にたたき落とした。
アミ「弱いこと弱いこと。驚きましたわ。そこの御二方。早くお逃げなさい。」
アミの言葉を聞くと小さく頭を下げ、少女達は去っていった。
???「お前ら!何してんだ!」
アミの背後から声がした。
若者C「お前誰だぁ?」
その声の正体はぬいぐるみのような可愛らしいタヌキだった。
???「タヌキじゃねぇ!トナカイだ!」
訂正。トナカイだった。
???「よし。俺はチョッパーだ!そこで医者をしている!無駄な怪我を増やすなまったく!」
怒っているのだが可愛くて仕方がない。
若者A「あぁ〜可愛いことだ!テメェなんざ怖くねぇっての!」
チョッパー「これでもか?ランブルボール!」
可愛らしいタ・・・トナカイが大柄な化け物に変わった。
アミ「!?」
若者D「ば、化け物だぁぁ!逃げろ〜!」
男たちは呆気なく帰ってしまった。
そしてこれが白馬に乗ったトナカイ様との出会いだった。
アミ「お助けいただきありがとうございます!」
チョッパー「お礼なんていらねぇぞコノヤローがぁ!」
とてつもなく嬉しそうに踊り出すチョッパー。
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【アミビジョン】チョッパー「お礼なんていらないよ。困っている人がいたら助けるのは当たり前さ。」((周りにバラ
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※アミにはこう聞こえている↑
アミ「あぁ!なんとお優しい!あとお願いがあるのですが・・・。」
チョッパ—「なんだコノヤロー♪」
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【アミビジョン】チョッパー「なんだい?なんでもいってごらんなさい。」((周りキラキラ
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アミ「あぁ!やっぱりお優しい!働き所がなくて・・・。いい場所を知りませんか?」
アミ「そうしてチョッパー様と出会ったのですvvvv」
ジュアン「ステキなお話だねぇ!」
エース「話の種子が分んねぇなオイ。」
アミ「これぞ運命ですわ。チョッパー様と私は偶然ではなく必然的に出会ったのです!」
スザク「あぁ。こりゃもう手遅れだ。」
アミ「綿の型!」
スザク「ぐはっ!」
アミ「空耳でしょうかねぇ?」
チョッパー「おぉ!アミか!今日も空がキレイだぞ!」
アミ「そ、そうでございますわね。」
チョッパー「おなかすいてきたなぁ・・・。」
アミ「じゃあお弁当を作ってピクニックにいきましょう!」
この和菓子屋は不思議な和菓子屋。
色々なわけあり客が来るお店。さぁさぁ二人の行く末はいかに?
このお話はこれで終わり。
ん?何か質問でもあるの?
あぁ。私が何者かってコトでしょう?
この物語の監視者ってトコロかしらねぇ。
ふふ。今日は質問が多いのね。
監視者が何故二人の恋の行方が分からないか?
そんなの決まってるじゃないの。
未来は計算なんかできないんだもの。
できたらつまらないでしょう?