二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 異世界の危機 ( No.15 )
日時: 2011/02/06 16:33
名前: 桜花火 (ID: /HyWNmZ0)

第三話です!




3 危険な影

「練習、始めたみたいですよ」

髪が薄い紫色でロン毛の少年がモニーターを見ていった
モニーターには練習している円堂たちが映されている

「そうだねぇ〜ねぇねぇ、それより、どうやってあいつら……殺るの、ナタク?」
「相変わらず怖いことを言いますね、シェルー」

どうやら、彼らは円堂を殺すつもりのようだ
すると、自動ドアが開き、部屋に女性が入ってきた

「しかし、そう簡単には行かないでしょうね、あの姫が邪魔だからね」

茶色い髪のストレート、外見からでは美人にしか見えない

「あっ、ルナだぁ〜どこ行ってたの?」
「ちょっと、あの人たちを見ていたわ。残り二人はまだ取り込まれてないけど、後もうすぐって所ね」
「そうなんだぁ〜多分、あの二人だと思うけど、えいっ」

そういうと、シェルーはルナに抱き着こうとするが、それは失敗に終わった
ルナは転んだシェリーの事など無視して、ナタクの方に近づいた

「だから、私は先にあの姫を殺そうって言ったのよ」
「しかし、今の私たちの戦力では必ず返り討ちに合います。ですから、あの五人が力に取り込まれるまで待ちましょう。その間に私たちは…」
「あの邪魔なチームを消すでしょう?分かってるわ、でもパラレルワールドの彼らだよ?そう簡単に行くかしら?」
「ふぅ、貴方はいつもそれだ。当たり前だ……今でもすぐにでも殺れる」
(少し調子に乗りすぎたかしら、ナタクの表情が変わった)

ナタクという少年は怒ると怖いらしい

ちょうど、彼らが話終わった後、また一人の少女が入ってきた

「用意はどうなのかしら?ナタク隊長?」

突然の少女の声に驚いたその場の三人は、すぐにひざまずいた
それはまるで兵士が王の登場を歓迎するかのように

「えぇ、練習試合の偽りの手紙も出し、今から彼らの所にいくつもりです」

ナタクの髪が全部たれ落ちている
よほど頭を下げているのだろう

「そう、なんかパラレルワールドの自分を殺るのは、ちょっと気分が悪いけど、アイツの命令だもんね、しょうがないよね」
「貴方は彼らの味方をしたいと……?」

ナタクは頭をあげて、モニーターをみた
けれど少女はすぐに答えた、ものすごく冷淡な声で

「違うわ、そういう意味じゃない、私最近人殺してないから、少し不安なのよ、ぐちゃぐちゃになり過ぎたらヤバいでしょう?」
「………」

さすがに、ナタク達もその発言には驚いたらしい

「あっ、そうそう、後での試合、私も出してね」
「しかし…」

ナタクは反抗しようとするが、すぐに少女かまた言い返した

「大丈夫、仮面するし、それに試合中は動かないから、こっちに考えがあるの」
「了解しました












 







……春奈様」









今回はなんかシリアス系でしたね
次回はいよいよ試合です(多分) 
後、一応また後で人物紹介しておきます