PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 〜運命の少女〜 ( No.3 )
- 日時: 2011/02/03 21:16
- 名前: 亜梨紗 ◆m3TTqGhRAg (ID: EHJQXsee)
ep2
地に広がる豊かな緑、眩しいほど蒼い空。
雷門中サッカー部こと雷門イレブンは、青森に最強のストライカーがいると聞き、青森県の星凛町に来ていた。
「うっわ〜空綺麗だな〜!!」
情報を得る&特訓のためにキャンプ場に降りた円堂が思わず呟く。
「そうだな。緑も綺麗だ。」
鬼道も嘆賞する。
そこに、瞳子監督の声が響く。
「今日は午前中を特訓に、午後を聞き込みにするわ。」
「はいっ!!」
皆の元気な返事に、監督はにわかに微笑んだ。
風丸と鬼道と円堂で特訓をしていたとき。
「あれっ?」
円堂の様子に、風丸が首をかしげる。
「どうしたんだ??」
ふと円堂が後方を見た。
「なんか茂みの奥でボールを蹴ったみたいな音が……」
鬼道は「まさか……」といいながらも、3人は奥へと進んでいった。
3人は進む。
100㍍ぐらい進んだ所で……
バシィィッッッ!!
かなり速いスピードでサッカーボールが円堂達目掛けて飛んできた!!
「うわっ!?」
円堂はそのボールを受け止めた。
すると奥の開けた場から円堂より少し背が低い、少女があわてて走ってきた。
「すみません!!だっ……大丈夫ですか!?」
円堂はすこし見とれつつも、笑顔で答えた。
「いや、大丈夫だよ。それにしても、すごいスピードだな。キミ、サッカーやってるの?」
「はい。…あ、もうこんな時間!すみません、さようなら!」
少女は長く美しい黒髪をなびかせながら慌ててその場から立ち去った。
円堂「何だか不思議な子だな…」
円堂はそう呟いた。
PR