二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第五章・運命は動き始めた』 ( No.179 )
- 日時: 2011/06/23 22:21
- 名前: まい (ID: iikwYza/)
〜第8話〜「吹雪の暴走」
今、俺達はグランのチーム・・・ジェネシスと試合をしている。俺と颯音はベンチで待機、颯音はぐっとこらえて試合を見ている。俺の隣にいる親父は腕を組んでただグランの様子を見ていた。なんか、いつもの親父と違う気がした。
氷「(直也、なんかこの試合とても嫌な予感がする・・・)」
暁「(つーかその予感しかないだろ。もしも、この試合に俺が出ることになったら氷空は絶対出るな約束だ)」
氷「(だよね・・・・もし僕が出たら、何かが変わってしまう気がする・・考えは僕と一緒だね)」
と言っても、今の流れは最悪だ。グランの奴はノーマルシュートで円堂の<マジン・ザ・ハンド>を破ってしまうし、吹雪は人格を変えないでシュートを何回か打っていた。やはり、DFの吹雪が打つのは難しか・・・・・点数は0対14で負けている
吹「僕が点を取らないと・・・」
暁「最悪な流れだな」
親父「あぁ、雷門の要となっている吹雪が焦り始めている。(アツヤ君と何があったのか?)このままじゃ・・・・・負ける」
颯「キャプテン・・・みんな、頑張ってくれよ」
吹雪は無理やりアツヤを抑え込みながらシュートを打っているのか?そんなことを繰り返してたら精神が保てないぞ・・・・・所詮、雷門はアツヤに頼り過ぎなワンマンチームだったのかよ。正直呆れてきた。そんなことを思っていたらグランが必殺技を出してくる体勢になる。
氷「(まずい、あれの威力は今の円堂君じゃ止められない!)」
暁「(あれってなんだよ)」
グ「行くよ、円堂君!」
円「絶対止める!!」
グ「フ)円堂君、好きだよ・・・キミのその目!!<流星ブレード>!」
・・・・今のグランの発言は聞き流した方がいいな、グランが放ったシュートは円堂に向かって襲い掛かるはずだった。
吹「う、うわああああ!!!」
暁「な・・吹雪!何をするんだ!?」
全「!!」
吹雪は走ってグランが打ったシュートに突っ込んだのだ。全員が驚愕する。俺だって一瞬何が起こったのかが分からなくてパニックになっていたが、そんな中親父は冷静に吹雪の元へ駆け寄る。
親父「立向居君、今すぐ救急車を呼んでくれ!!早くして!」
立「は、はい!」
親父「悪いが試合は中止だ!一旦退いてもらうぞグラン君」
親父はグラン達を睨む、その時の親父の顔は今まで見たことがないような怖いかった。こんなに怒っている親父、初めて見た。いや、それより
ク「なんだ。大したことなかったっぱ」
ウ「グラン、行くぞ」
グ「あ、うん」
暁「・・・・・ふざけんなよ」
思わず小声で文句を言ってしまった。それを聞いていた地獄耳のウルビダって言う奴に睨まれた。俺は怒りの感情で怒鳴りつけて叫んだ。
暁「ふざけんな!!いい加減にしろよゴラァ!!!」
俺は思いっきり目の前にあったボールをグラン達がいる方向のゴールにシュートをした。かなりの威力だったらしく、ゴールネットを突き破って、向こう側のコンクリートの壁に当たって亀裂がはいった。その場にいた全員が俺の行動におどろいたみたいだった、俺はグランを睨めつけた後に無言で吹雪を抱え、救急車へ向かった。あぁ、こんなにむしゃくしゃする気持ち初めてだ。なんでだろう?