二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 『花騎士物語』 ( No.30 )
- 日時: 2011/03/24 16:40
- 名前: 薔薇結晶 (ID: XvkJzdpR)
第25話 「新たな出発、『花根衆』」
ジュリア「さ、サクラ!だから私は赤は似合わないって言ってるじゃない!!」
サクラ「いやいや!ジュリアはそれを似合わないって思ってるだけで実際似合ってるってば〜!!」
フィディオ「な、何言ってるんだ…?」
マーク「さ、さぁ…。」
部屋越しに聞こえるジュリアとサクラの大声。
6人はそれを何とも言えない状況で聞いていた。
フィディオ「確かに…同じ服装じゃばれやすいけど、そこまでこだわるか…。」
ディラン「2人共ファッションには結構こだわるからねぇ〜。」
ラオン「でも…ジュリア様は赤が苦手ではなかったのですか?」
テレス「本人はそう言ってるけどな。」
マーク「それで結局青とか白、黒や緑みたいな色ばっかりなんだ。」
フィディオ「サクラはオールマイティに何でも着るけど。」
マーク「ジュリア曰く『茶髪だから合わせやすい』らしい。」
フィディオ「ジュリアの金髪目立つからな…。」
<<バンッ>>
サクラ「ほらほらジュリア!早くみんなに見せてあげてよ!!」
ジュリア「もう!!何回言ったら分かるのよ!!私は青しか受け入れなっ…!!」
と、セリフを言い終わる前に6人の目にさらされた。
ジュリア「…っ///」
サクラ「ほら、可愛いでしょ?」
ジュリアは赤や赤紫でまとめた着物のような物を着ていた。
サクラはそれの青verである。
6人はある意味唖然だった。
ディラン「ジュリア、ナイスだよ!」
サクラ「でしょ?何で今まで赤系統の服着なかったのかって疑問になる。」
ジュリア「だから言ってるでしょ!!!」
フィディオ「赤似合うよ、ジュリア。」
マーク「これを意外性って言うんだな。」
ジュリア「踏みにじるわよ!!」
ラオン「まぁまぁそう言わずに。」
そんなこんなで。
ジュリア「で…これからどういう風に活動するのかが問題よね。」
フィディオ「確かに。イグドラシルであれだけ派手な事やっちゃったしな…。」
テレス「本気であんた等何やらかしたんだ…。」
マーク「簡単に言うなら…。」
サクラ「絶対王国で暴れてきました〜☆」
「「「…………。」」」
テレス「じょ、冗談じゃねぇだろうな?」
ジュリア「冗談に聞こえるなら相当頭イカれてるわね。」
エドガー「ラオンが居るのはそれが原因で?」
ラオン「はい…。」
マーク「いっその事逆に目立つような行動をとってみるか。」
サクラ「え?」
ジュリア「まぁこっちには『花器』が14ほどあるわけだし…、王国軍くらい簡単に蹴散らせるような面子だから、その手を使っても大丈夫でしょう。」
サクラ「王国軍に見つかりやすい行動を取るって事!?」
フィディオ「簡単に言えば。」
こうして、彼らは1つの強力な反乱勢力として動き出す。
その名は、『花根衆』。
『花根衆』には、7つの組がある。
【薔薇組】、【桜組】、【蒲公英組】、【水連組】、【朝顔組】、【菫組】、【鳥兜組】。
ラオンを除く7人で、それぞれ組を指揮する。
何故ラオンが除かれているかは、とある理由があるからなので、詮索はしないで頂きたい。
そして、『花根衆』は動き出す——!
第25話 終わり