二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 2匹の宝虫 ( No.1 )
日時: 2011/03/27 15:44
名前: 残骸漂流 ◆/OokM7yK.6 (ID: Ov8Bp1xS)
参照: はじめまして

【第1話・虫】
_雨が激しい、日曜日だった。

「僕はもう、キミ達を家に置けないんだ」

「ゴメンネ」

あるトレーナーは、2匹のポケモンを捨てた。_

「・・・・・・オイオイ」
「うぅ、ひっく、ぐすっ」

泣いているは、テッカニン。
励ますは、ヌケニン。

両方とも、ツチニンの進化形で、ヌケニンの進化方法は、ちょっと変わっていた。

テッカニンは、ツチニンがLv20になることにより、進化するポケモンである。
こちらは、至って普通であるが、ヌケニンは違う。

ヌケニンは、ツチニンをLv20にすることは同じだが、『自分の手持ちに空きがあること』と、『モンスターボールを持っている』という、2つの条件をもクリアしなければならない。

「ま、元気だせよ」
「・・・・・・」
「俺達は、『ある町』に来れば、もう安心だしさ」
「・・・・・・うん」

2匹は、ある町へと、歩を進めた_