二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 イラスト募集開始!! ( No.341 )
- 日時: 2012/05/06 18:43
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)
〜第160話 仲間奪戦(デスマッチ)始動開始〜
〝死の治癒魔法〟を所有するエラメンは『刃竜のゼオン』に向け、刺されば全身に永遠の眠りに尽く麻酔『麻酔百針』を放った。
エラメン「麻酔百針を逃れる事はまず持って不可能に近い。刃物を喰らう貴様でもこの針を喰えば効果は発揮される。永遠の眠りに尽け、刃竜。」
ゼオン「回避出来ないなら弾き返せば良い。〝刃竜の大咆哮〟!!!!・・・・・・永遠の眠りに尽くのは貴様だ、エラメン!!!」
此方へ向かってくる百本の針に対して、ゼオンは口から多くの諸刃を吹き出し、針を弾き返した。
すると、一瞬の隙を突いてゼオンの頭部に銃士〝リンジャ〟の銃が突きつけられた。
リンジャ「楽天の地獄へようこそ!!!麻酔百針を突破するとは貴様等、中々の歯応えだ。そこで貴様等の絆とやらを確かめてやる、制限時間十分以内にレギィサーカス最深部に訪れなければ、ゼオン(彼)の命は無い。これはデスマッチだ、当然の事ながら邪魔者は現れる。」
ライク「それでは不公平に過ぎない、こちらにはデメリットが与えられるがお前等にはデメリットが無い。デスマッチ条件は飲み込めない。」
リンジャ「此方のデメリットは存在する。貴様等が最深部に訪れた瞬間、此方の三幹部は共にレギィ様に身体(からだ)を吸収される。参加するかしないかは貴様等次第。」
リンジャの言葉に迷う事無くライクとナツは参加する事を決め、レギィと三幹部はレギィサーカスの最深部へとゼオンを連れ去って行った。
すると、二人の滅竜魔導士の脳内に時計が刻まれたかの様に制限時間の残り時間が浮かび上がった。
その事は最深部に居るリンジャから映像で紹介された。
リンジャ『脳内の残り時間を示す魔法〝時計魔法(タイマーマジック)〟は一度決められた制限時間が来るまで脳内から消える事は無い魔法だ。それと時間内に定められた物が見つけられなければ、脳内で爆発を起こし、記憶のみが吹き飛ぶ。』
ナツ「俺等の方がデメリットが広大じゃねぇかっ!!!クソ野郎ォ、後で必ず吹き飛ばしてやるから待ってろよ!!!」
ライク「そんな事はどうでも良い。それより一刻も早くゼオンさんを助け出さないと俺達は全員死ぬぞっ!!!」
リンジャはその事だけを伝えると、映像を切断し、切断された映像は数秒後爆発を起こした。
その後、二人の滅竜魔導士は一刻も早く最深部へと走り去って行き、邪魔者を排除して向かう。
—————残り時間:3分
ライク「全然最深部らしき場所が見当たらないな。そもそも最深部などレギィサーカスには無かったはずだ、完全に敵の罠に掛かったな。」
ナツ「いやこの地下に最深部がある、隠された最深部がな。足跡も残っているけど、第一の理由は〝匂い〟だ。この匂いは銃士野郎の匂い。」
ライク「確かに銃士の匂いは微かに残っているが、地下から来たとは限らない。・・・・・・・そうか、この微かの匂いが地下を示す。地下と地上はかなり離れていて、微かに匂いが此処まで来るのか!!!」
—————残り時間:20秒
二人の滅竜魔導士は銃士:リンジャの微かな匂いを辿って、地下に存在した最深部の目の前に辿り着いた。
ライク「此処がレギィサーカスの最深部だなっ、レギィ!!!微かな匂いを辿ってやっと見つけ出したぜ!!!」
リンジャ「此処まで来た事は褒めてやろう。確かに竜の嗅覚とやらは優れている。だけどっ、また罠に掛かった事は分からない程、脳が腐っているぜェっっ!!!」
ナツ「二人の幹部は俺一人に任せろォ、ライク!!!!お前はレギィの元まで行ってぶっ飛ばして来いよ、復讐(リベンジ)で!!!!火竜の咆哮っ!!!!」
レギィ「永眠魔法を忘れたのかァ、ライク?一歩間違えれば、テメェが永眠に掛かるだけでなく、仲間も倒れるぞ。」
ライク「・・・・・・前も言っただろ!?仲間は助け合いの為だってなっ!!!!〝雷竜の鉄拳〟!!!!」
第161話へ続く