二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.34 )
日時: 2011/04/17 18:45
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 十五話 「奈良での仲間、別れ」

総理がさらわれたとの情報をえ、奈良へ行った。
手がかりのボールを見つけて…
「見つけたぞ!宇宙人」
声の方を見ると、総理の護衛たちがいた。
「なんで俺たちが宇宙人なんだ!!」
「失礼だ!!!」
「話とうしたんじゃないのかよ」
「そのはずよ」

最終的試合をした。
意外と強い奴らだった。
後半は風丸、壁山、染岡を抜いた七人で戦った。
この作戦「無謀」とも呼べるが勝てた
「あの監督、この試合は彼らの実力を知るために。」
そらは瞳子監督に尋ねた
「…。そうよ」
監督は静かに答えた。
「(塔子…知ってる。雷門が相手だって知ってる)」

「あたし、パパを助けたい。一緒に戦ってほしい」
「ああ!よろしく頼むぜ。えーと」
「塔子。」


『我々はーーーー』
「!」
「奈良鹿テレビですっ!!!」

「レーゼ!俺たちと戦え!!」
「貴様らは人数が足りない。戦う意味が」
「十一人目ならここにいる!!」
塔子がいう
「いつのまに、ユニホームを…?」

圧倒的な力なのは変わらない。手も足もでない
「後半での作戦を伝えるわ。」
監督が伝えた作戦、それは守備を捨てている。

円堂はボロボロだ。しかもシュートは決まるどころか、ゴールに入ってすらいない。

こんな状態で勝てるはずがない。
負けただけではない。監督から告げられた一言
「豪炎寺君、あなたにはチームをぬけてもらうわ」


全員が驚きを隠せていない。
円堂は…。
「あいつは帰ってくる。ゲームセットじゃない。キックオフだ」

そらは違った、驚いているわけではない。ただ嘆いているような
「………。かがり。あの人に伝えておいて。」
かがりは辛さや苦しみを隠すような、顔をして聞いた。
「そらさん…そらさんのせいじゃ…」
「無理でした、て止められませんでした、て」
「…ッ…。わか、りました。」


あの方から聞いていた。豪炎寺のこと。なのに止められなかった。
そんなそらを襲っていた。
「北海道に行くわ。そこで吹雪士朗君を」
「…吹雪…くん?」
その名に聞き覚えがあった。

『アツヤ、士朗。速く』
『つららちゃん』
『士朗…くん。』