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　十七話　「雪原のプリンス」


北海道についた。
「やっぱ寒いなぁ」
「ああ。シカゴぐらいだ」
そらはいない、知り合いのところへ行ってから白恋に行くといっていた。
キキィイイ！！！
「どうしたんですか！」
キャラバンが急に止まった。
「ひ、人だ」
外に人がいた。
その男の子をキャラバンに乗せ再出発した。

不思議なことはあった。熊が来たのだが、その男の子が追い払ったらしい？
「ここでいいのか？」
「うん。ありがとう」


白恋についた。
「遅かったのね」
「そら！？知り合いのところに行ったんじゃ」
「行ってきて、ここに来た。」

「あ、吹雪君だぁ。吹雪君お客さんだよー」
「ん？」
「あぁぁぁぁ!さっきの」
「吹雪君？久しぶり」
「あ、そらさん。久しぶりだね、元気だった？」
「もちろん♪」
笑っていた顔が少し崩れて
「つららちゃんには？」
「会ったわよ。」
シリアスな雰囲気



吹雪の実力を知りたい。試合！！
「！！吹雪はFWじゃないのかよっ！！！」
「FWだよ。でも今は」
染岡が走り出した
「嫌いじゃないよ。そういうの」
「！」
「アイスグランド！！！」
雰囲気が変わった

「おいおい。この程度かよ、もっと俺を楽しませてくれよ」
「！！！」
「エターナルブレザード！！！！！」

「すげぇ」
「そこまで」


「士郎君。アツヤ…。」
離れたところからその試合を見ていた少女に気が付いたのは一人としていなかった。