二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.469 )
日時: 2011/10/01 08:14
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 九十三話「試合の行方」

後半がはじまる

「君に俺を抜く事はできない」
グランがそういい円堂の前に立ちはだかる
だが、これはフェイント
鬼道がボールを持ち駆け上がる
それを止めようと来るが
鬼道は一之瀬にパス

ジェネシスは雷門の素早いパス回しにボールに触れる事すらできない
「(俺には仲間がいる。ここまで戦ってきた仲間が、新しく加わった仲間が。いつも見守ってくれる仲間がいる!)」


「仲間がいる。それだけで、いくらでも強くなれる。都合がいいかもしれないけど、それはきっとホントの事」


「「「デズ・ゾーン2!!」」」

「時空の壁!うわぁぁぁ」

「追いついた!やったよ!!」
舞衣香が言う
「うん、後、一点で勝てる」
「(グラン、これが雷門の力。貴方達と雷門の違い!!!)」


「(父さんさえいれば、)仲間などいらない!」
「「「スーパーノヴァ!!!」」」

「ムゲン・ザ・ハンド!わぁぁぁ!!!」

「メガトン・ヘッド!」
円堂が止める

「これが…仲間を思う力だと、いうのか…!そんなもの!」

「「「スパーノヴァ!」」」

「立て、立向居!雷門のキーパーはお前だ!雷門のゴールを守るのはお前だ!立向居!!」

「(皆のゴールを、守るんだ。俺がっ!)ムゲン・ザ・ハンド!!!」

「と、止まった!」
「立向居、やったじゃん」



「奴等は何をしたのです…エイリア石以上のものが…あるとでも」



「グラン。リミッター解除です」

「!!父さんそれじゃ、みんなが…!」
「グラン、お前にはがっかりです。ウルビダ、お前が指揮をとりなさい」
「はい。お父様」


「…!まさかっ…マズイ。このままじゃ、雷門は」
「どうした、月風」
「どうした、じゃない。これがホントなら…そらさんっ!!」


「リミッター解除」
ウルビダはそう言い、服のマークに手を当てる
それを聞いて他メンバーも同じようにする

円堂がボールを持ち込むが、ジェネシスは動かない
円堂がウルビダを抜いたと思った時

「!!」
素早く、ウルビダがボールを奪う
「動きが、見えないっ!!」


『〜♪』
「!かがり?何っ」
『そらさん!奴等にはリミッター解除というものがある!』
「今、目の前で起こっている」
『!そらさん!だけど、そんな事をしたら…-------------------!!』
「!!分かった」

そらは携帯を切り、愕然とした表情で試合を見る

「人間の限界の力…そんなものだしたら」
「筋肉は悲鳴を上げる」

「お父様の願いが私達の願いっ!!」

「「「スペースペンギン!!!」」」

「ムゲン・ザ・ハンド!う、わぁぁぁぁぁぁあ!」

再びジェネシスの勝ち越し

「うわぁぁ」
「ぐぁぁあ」
皆が苦しむ

「普段使わない力を…筋肉が悲鳴を上げ、体に激痛が走ってる」

「グラン…ヒロト達でさえ、道具?」

円堂がボールを持ちこむ
「遅い!」
ウルビダがボールを奪おうとするが円堂はそれをかわす
「何っ!?」
グランも抜かれた
「まさか、これも」

「仲間を思う力」

「爆熱ストーム!!」
豪炎寺のシュート

「時空の壁…クっわぁ」
なんとがコースをそらし、ゴールを守る。
だが、上に上がったボールに円堂が
「豪炎寺!吹雪!!」

「「うぉぉぉぉぉぉぉおお!!!」」

豪炎寺と吹雪の連携技
それはゴールに突き刺さる

「仲間がいるから、強くなれる…これが円堂君のサッカーなのか…?」
グランが同様したように言う

グラン、ウルビダが駆け上がる

「「「スペースペンギン!!!!」」」

「ムゲン・ザ・ハンド!…俺だって。もう一点も入れさせないっ!!!!!」

「守った…守ったよ!!」
「後、一点!」

「(父さん。貴方には分からないでしょう。彼等のサッカーには…ハートがある)」

雷門イレブンにボールが渡る
次々とパスがつながれる
「(感じる!このボールに皆の思いを!)」

「ここにいる人だけじゃない。ここにいない、サッカーをする皆の思い」
そらが言う
その声はよく聞こえた

「(心の力!…そうか、そういうことだったのかっ!!!)」

「「「ジ・アース!!!」」」
円堂、豪炎寺、吹雪、そして雷門イレブンの技
「思いの…力」
そらが呟く

「お父様のため」
「絶対に止めてみせる!!」
グランとウルビダが止めようとする
だが、止められず

「そうか、これが…」

シュートが決まると同時に試合終了

「やった…」
「勝ったぁぁぁぁぁあ!!!!」
「やったよ!勝った」

「後は…」
そらはジェネシスのほうを見た