二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星空書斎【イナズマイレブン小説集 短編リク受付中】 ( No.103 )
- 日時: 2011/05/29 15:15
- 名前: 月影(別PC) ◆kuB5mqYaRs (ID: khxqjExY)
- 参照: リクエスト遅れて御免なさい>< タイトル?適当ですけd(ry
春桜心中。 〜heart of blossom〜
イタリアの、とある家。
普通の一軒家だ。
「おめでと、フィディオ!」
「有り難う、サクラ!」
ラブラブな雰囲気丸っだしの2人。
茶髪に、大きな青い瞳が特徴的な彼の名は『フィディオ・アルデナ』。
「白い流星」と呼ばれている彼。世界でも一目置く存在である。
茶髪の少女は、『清野サクラ』。
さくらのレスでは、フィディオと同じく天才プレイヤーだが、此方(こちら)ではマネージャーとしておこう。
「凄いよ、フィディオは。リーグ得点王になって… それだけじゃない。プレーも、指示も、何もかも完璧だよ」
「そんなことは無い。サクラが居てくれるから、得点王になれたんだよ。
プレーや指示だって、サクラのアドバイスがあったから… 」
その言葉を聞いた途端、サクラの顔が赤くなる。
「なっ… わっ、私は何もしてないよっ!私は、ただ…思ったことを言っただけで、力になんて、なってないよ…」
「なってるさ」
フィディオの真剣な声で、思わずビクッとするサクラ。
「君が居るだけで、何だか、力が湧いてくるんだ」
「フィディオっ…」
更に赤くなるサクラ。
そして、次の瞬間、フィディオは驚きの行動を取った。
「わっ」
「ーーーーーっ?!!」
サクラを抱いたのだ。思いっ切り。
「あぁ、気持ち良い… 畜生、可愛すぎるッッ!!!
いつもメイド服とか着せられて「可愛いなこの野郎ッ!」と言いながら抱かれてるけど、今日の俺は一味違うぞっ☆」
「え、ちょ、フィディオっ?!!」
「可愛いなこの野郎ッ!」
「それ私の台詞!」
と言いつつも、いつものようにイチャイチャしている2人だった。
一段落ついて。
「ねぇ、フィディオ」
抱かれつつも、天井をボーッと見つめるサクラが言った。
「何?」
「…正直に言って。フィディオは私のこと… 心の底から、好きなの?」
「…えっ?」
彼女らしくない弱い声。
いつも元気で明るい彼女が、こんなことを言うとは、フィディオも思っていなかったのだろう。
「サクラ、何を言って———「正直、信じられないんだよ。フィディオの愛が」
サクラの言葉が、ナイフの様に、心に突き刺さった。
「…分からないんだよ… …私の頭、可笑しくなったのかなぁ…?
どんどん、フィディオを見ていく内に、好きって気持ちが、消え失せていく気がするんだよ」
「何でだろうね」と、呟くように言うサクラ。
首元に、温い液体が、触れた気がした。
もし。
もし、彼女の微笑みが全て偽りだとしたら。
もし、自分が愛しすぎていた故に、「私も好きだ」と、演じていただけだとしたら。
もし、自分が他の女子に囲まれているところを見て、嫉妬していたとしたら。
もし、彼女の放っていた輝きが、自分を喜ばせる為だけにあるとしたら。
それなら、俺は愚か者だ。
人の笑みを自分の者だけと思いこんで。
人の心を知ろうともせず、ただ自分だけ喜んで。
人の気持ちを知ったつもりになって、自分の都合に合わせていただけで。
人の優しさを気付くこと無く、ただ自分は暢気(のんき)に笑っているばかりで。
人の愛を、理解していなくて、勝手に自分で解釈していて。
俺は、心の底から君が好きだ。
けれど、君はどう思っているか分からない。
好きなのかもしれないし、嫌いなのかもしれない。
でも、今、君が訊いたのは、俺の真意を知りたいこと。
俺が、君をどう思っているかを知りたいこと。
なら、俺は、心の底から言おう。
真意を言おう。
「俺は、
昔も、今も、この先も、何があろうとも、永遠に君を愛してる」
*Postscript(後書き)*
めっちゃ遅れて御免なさいさくらぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁ!!!
そしてこんな自己満足でごめんなさぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁいぃぃぃ!!!
嗚呼、やっぱり私に文才など無かったんだ、うん。
何だろう、最初ギャグ方面に行こうとしていた自分が居た^q^
後、これなんだろうね。自己満足だけどさぁ。
本来ならサクフィだろうけど、フィサクになってるね、うん。
前半部分のサクラちゃんが変態?それは私の妄想です。
ていうか何コレ。甘とほのぼの、ってちゃんと書いてあるのにシリアス方面逝きそうじゃねぇか←
まぁ、自己満足だからいkk(ry
さくら、リクエストありがとうっ☆