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〜第28話　謎に満ちたポケモン「アクセル」〜

竜が円堂からバッチをもらったときだった。

ジムの天井から女が一人、落っこちてきた。

幸い、下にはマットが惹かれていた為に無事に起き上がった。

そして、キョロキョロすると竜の方を向き、やってくる。


恋歌「竜、探したわよ!!」

竜「れ・・恋歌!!」

守「なんだ、お前の彼女か??」

竜「ちげぇよ!!俺の旅仲間だ。」

恋歌「森山　恋歌って言います。」

修也「おぉ!恋歌か。」


恋歌は竜の方へ向き直すと喋り始めた。

この諸国の危機についてだ。


守「んなこと、諸国長からはなんも聞いてねェけど・・・」

恋歌「この諸国には「悪魔からの使者」と異名を持つポケモン「アクセル」が来てるのよ!」

竜「だからよ、アクセルってどんなポケモンなんだよ。」

修也「アクセル・・・・。ほのお・ひこうタイプ。」

竜「んだ、悪魔って言うからゴーストタイプとかあくタイプかと思った。」

修也「異名の由来はここからだと思う。すごい速度で走ることができ、どこから来たのかすら原因不明。アクセルが訪れた街は全てが83日後に崩壊される・・・。」

守「なぜ、83日後かというと83を「ヤミ」と読むからだそうだ。」


修也と円堂が話し終わったころである。

外からは「ブォンッッ——ブゥン!!!」などとの音が聞こえてくる。


守「ア・・ア・・アクセルだァァァ!!!!!」


第29話へ続く