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〜第79話　大波乱!!中止のリーグ〜

翌日、恋歌たちの元に黒牙からの連絡を受け、病院へ向かう。

そして、テレビで放送されていたのは「ポケモンリーグの中止」。

全てのチャンネルが一日中、中継を続けていた。


黒牙「おぉ、恋歌と綺羅。ジョーイさんは、意識不明の状態が続けば、危ない状態と言っていた。」

恋歌「そうなの・・・・。」

綺羅「竜様、生きていてください・・・・・。」


テレビでは「謎の軍隊」としか知らされていない。

警備隊の耳にはすぐに情報が入り、捜索中。


黒牙「実はな、翼王刃軍のボスは「竜の父親」なんだよ。」

恋歌「嘘・・・・でしょ!?」

綺羅「殺されたとお聞きしましたが!?」

黒牙「奴は生きている。今もまだ、この世界に。」


会話が進むと、突如、扉が開く。

ポケモン警視庁本部の警視総監「安樂城　真司」が入ってくる。


真司「お主らが関係者であるな。署まで同行を願う。」

黒牙「警視総監・・・・・。」


真司は黒牙に手錠を掛ける。

恋歌たちにも掛けようとするが・・・・


黒牙「恋歌たちは関係ねぇぞ。知ってる事は全て俺が話す。だから、だから竜のそばに居させてやってくれ!!!!」

真司「・・・・・・うむ。地下には、二人の指紋は検出されなかった。足跡は見つかったが、こいつよりも遅くやってきた時間帯と分かった。行くぞ、ガキンちょ。」


黒牙は警視庁本部へと搬送された。

恋歌は数時間の間、黙り込んだ。


恋歌「（なんでよ、なんで優勝を狙いに行ってこんなにも酷い目に遭わないといけないの・・・・・）」

綺羅「竜様も黒牙も無事であればいいですが・・・・」


第80話へ続く