二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスター ウィング【キャラ大募集】 コメを頼む!! ( No.482 )
- 日時: 2011/10/25 18:26
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: gv97h/YI)
〜第117話 最後の四天王【前篇】〜
最後の四天王——アカガミと呼ばれる男に勝てる者はこの世には存在しなかった。
現チャンピオンもアカガミには及ばなかったものの〝強者〟という事が認められたので、本社からチャンピオン認定書が渡されたのだ。
通称「大伯爵のアカガミ」と名がすぐに世界中に行きまわったのだ。
ナレーター「世界政府に名を轟かせた、大伯爵〝アカガミ〟さんです!!!」
竜「最後の四天王が〝大伯爵のアカガミ〟だと!!!・・・・・・・この世に誰一人として勝たれたものはいない、大伯爵のアカガミ。」
ナレーター「それでは登場していただきましょう!!!大伯爵のアカガミィィ!!!!!!」
ナレーターは登場の言葉を掛けたが、アカガミは幕裏から出てくる気配はなかった。
企画社のスタッフが近づいた瞬間であった。
幕を開けた途端に、何かが心を揺さぶった。
そして、近づいたスタッフが一瞬にして壁へ吹き飛ばされて行った。
竜「一瞬の出来事だったから、よく分からないが何かが心を揺さぶった!?」
アカガミ「僕が持つ〝絶神力〟の影響だ。・・・・・・絶神力というのは、全部で三種類に別れていて、人格を変える絶滅の力〝絶人力〟。それから、ポケモンに自分の力を与える絶滅の力〝界戦力〟。最後の一種は、強力な力を得る絶滅の力〝凶絶力〟。」
竜「聞いた事もない力なんだな。」
アカガミ「だから、僕に近づいてはいけないんだ!!!!・・・・・・・この絶神力は僕自身でも抑え切れない力だから、どうなるか分からない。」
ナレーター「おっと、ここで思わぬ事を宣言しました!!!」
絶神力が抑え切れない程の力な為、アカガミの体は漆黒色のオーラが纏わり付いている。
しかし、観客やナレーターには見えていないが、竜にはしっかりと見えた。
竜「アカガミ、その漆黒のオーラは何なんだよ!!」
アカガミ「・・・・・・・やはり君にも見えるか。これは絶神力のオーラだ。君が見えるという事は、君にも〝絶神力〟を使用することができるよ。だが、君の絶神力は僕よりも遥かに多い。抑えきる事は不可能なほど。」
竜「・・・・・・・・」
アカガミがそう宣言した時であった。
竜の体の周りを漆黒と紫のオーラが漂い始めた。
アカガミはそのオーラを見た途端に、「ポケモンバトルを始めるとしよう」と言い始めた。
【中篇】へ続く