二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ◆++ NO.215【銀魂】 ++◆ ( No.6 )
日時: 2011/07/18 22:53
名前: 帽子屋 ◆8ylehYWRbg (ID: vtamjoJM)

◆++ NO.001【はじまりの、ゆめ。】 ++◆




「***……」

『なぁに、とーちゃん』

「とーちゃんはな……これから***を置いて……かーちゃんのとこに行かなくちゃならないんだ……」

『え……? なんで……? ***が、わるいこだから?』

「いや……***は何にも悪くない……ごめんなぁ……俺は……とーちゃんはお前のこと……何にも考えてなかった……」

『いやだ!! ***、ずっととーちゃんと一緒にいるもん!!』

「……俺だって……そうしたかったさ……」

『ならいっしょにいようよ!! ***、ひとりぼっちになりたくないよ!! ちゃんといいこにするから!! いっしょにいようよ!!』

「………………………………」


『……とーちゃん?』



◆◇++++++++◇◆



「ニーコちゃーん、起きなさーい、朝ですよー」


ゆっくりゆっくり目を開けてみると、銀時が見えた。
襖の外には神楽が見えた。今日は神楽が炊事当番のようで、3つ並んだご飯茶碗に順番に卵を割っている。


「あと30秒以内に起きなかったら3時のおやつ抜きだから」
『……うー……』


おやつ抜きは切ない。
渋々布団から抜け出て、目を擦りながら立ち上がった。


『……おはよう、ぎんちゃん』
「おはようニーコ。今日も素敵な寝癖ヘアーですね」


◆◇++++ つづく ++++◇◆