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＊生徒会室にて調べもの＊




「あ、見回り行ってきます」
と言って向かう先はもちろん旧校舎。←

今日は旧校舎を見つけてからちょうど一週間くらいたった。
因みにいうと、ちょうど体育大会一週間前。


でも、一週間旧校舎を探索していても私の探しているものは見つからなかった。
それっぽい気配はするのだが・・・。

やっぱり闇雲に探しててもダメなのかなぁ・・・・・・・
と、いうわけで、ちょっとこの学園の歴史についても調べることにした。明日から。



にしてもさすが旧校舎。床がギシギシ・・・・。

あ、音楽室発見！！
ちょっと入ってみようかなｗ







＊そのころ・・・。（ナレーションＳＩＤＥ）


「ちょっとお邪魔するよ」

と言って生徒会室に入ってきたのは、新聞部で学級委員会の七橋星花。

「あれ？星花ちゃん？最近ここに来るの多いね。お兄さんびっくり」
「まぁね」
「何しに来たんだよ」
「何しに来たとは失礼だね、眉毛。ちょっと調べものだよ」

アーサーが、眉毛はチャームポイントだよばかぁ！と言い返すが無視。

「星花ちゃんが調べもの？珍しいねぇ」
「うん、ちょっとね」

といってパソコンの電源を入れた。

「この学園の生徒のことを調べるなら、生徒会室のパソコンが一番でしょ」
「あぁ〜。なるほど！で、誰を調べるの？」

星花は、見てればわかるって。と言って、検索欄に生徒の名前を打った。


「く、ろ、む、と、る、ま、り、んっと変換で、検索っ」
「クロム・トルマリン？転校生の？」

現在生徒会室にいるメンバーがパソコン画面を覗き込む。（フランシスとアーサーだけ。他のメンバーはサボりか仕事中）

「お、出た出た。えー何々？『１年Ｂ組出席番号８番の男子生徒。男子寮３０２号室』・・・・・って、それだけ！？」

おかしいでしょ！！と声を上げる。
普通なら、前の学校、住所など、その他もろもろ個人情報が出てきてもおかしくない。

「ねぇ、クロムと前の学校が同じだった子ってこの学園にいると思う？」
と、星花。
「まぁ、普通なら絶対いるだろうね。なんたってこの学園は全国の学校から生徒が来てるから」

と、フランシスが言った。
いや、もしかしたらアーサーだったかもしれない。
でも、そんなことはどうでもしい。


どんだけ探しても、クロム・トルマリンについてん情報は、
『１年Ｂ組出席番号８番の男子生徒。男子寮３０２号室』しか出てこなかった。

ありえない。と星花は思う。

「うーん。これは・・・・・」
ますます匂う！！

と言って、ガタンと席を立ちあがった。



これはすっごく調べがいがありそうだね。とつぶやいて、生徒会室を出て行った。











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うーん・・。星花ちゃんってこんな感じでよかったのか・・？
違ったらごめんなさい。