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新春＊2012初詣番外



鈴「あけましておめでとうございます皆さん!!」
沖「朝から元気だねィ…ふあ…」
鈴「はいそこの大あくびかましてる沖田さん!　羽織袴がよくお似合いで」
近「鈴ちゃん、俺のも見てくれないか!　どう?変じゃない?」
鈴「そーだなー…近藤さんは黒より黄色のが似合いますよ。ゴリラ的な意味で」
土「朝からなに騒いでんだようるせーな」
鈴「これはこれは土方さん。あーやっぱ顔と身長で似合う似合わない決まるね」
土「どういう意味だ」
鈴「あ、似合ってるって意味です、はい。
　　ていうか私も見てくださいよ、晴・れ・着ーッ☆」
沖「文章だけだから読者には見えねーけど」
土「馬子にも衣装だな」
鈴「てめッ土方コノヤロ。前言撤回だ。土方さんも黄色の羽織袴が似合います、マヨネーズ的な意味で」



＊＊＊

in近所の神社


土「げ。すげー混んでんじゃねーか」
沖「こりゃ鈴なんてすぐ流されそうでさァ。な、すｚ」
鈴「ぬおォォォォォォ流されるゥゥ!!!」
土・沖「……」
鈴「おい、助けろ、おいィ!!」


鈴「ふぅ、終わったかと思った。…じゃ、まずお祈りでもしましょうか」
近「そうだな!　じゃあはい、トシに10円」
土「や、俺はいいって…」
近「総悟と鈴ちゃんにも…」
鈴「……近藤さん、」
沖「お賽銭のとき、お年玉くれるって言いやしたよねィ」
近「…」
沖・鈴「1万」
近「いやぁー何のことだか!　あ、そうだ、とっつぁんが後で屯所にきて…」
沖「持ってんだろィ、1万くらい」
鈴「出すもん出さねーとどうなるか分かってんのか?」
近「いや、あの…」



ア゛ッ—————!!!


土「……」


沖「今年こそ土方を殺せますように。あと新しいワラ人形が欲しい」
鈴「えーと、とにかく昇進出来ますように。あと私の扱いをもっと丁寧にしてくれますように。
　
　　えっとそれから……」
鈴・銀「お金が入りますように」
銀「…ん?」
鈴「…あ」
銀「甚平女…あれでも今日は晴れ着なんだ。
　　じゃあ晴れ着女…いやそんなん晴れ着女なんて正月だしそこらにも…ってどうでもいいや。
　　なに金銭祈願してんだよ、やらしー」
鈴「いや思いっきり銀さんも金銭祈願してただろ。いやらしいのはそっちだ」
銀「銀さんとこはマジで困ってんの。それに比べそっちはちゃんとお給料出るんでしょ、
　　なのにもっと欲しがりますか。いやらしいねーホント。税金が給料なのか、そうなのか」
鈴「うるせー女中は隊士より安いんじゃい」
沖「あり、旦那じゃねーですかィ」
土「なんで正月早々コイツの顔崇めなきゃいけねーんだ、クソ」
銀「沖田くんに土方くんも?　ということは賽銭箱の金を泥棒しにきたんだ」
土「んなわけあるか!」
神「鈴、その晴れ着ごっさ似合ってるような似合わないような、微妙ネ!」
鈴「そこはお世辞でも似合ってるって言おうね神楽ちゃんん!!」
妙「まったく…ただでさえ此処騒がしいのに…」
新「あ。姉上……」
近「お妙さあああああん!　その晴れ着、とっても似合ってますう!　ちょっと写メらしｔごふェェえあアッッ!!」




…はい、
新年あけましておめでとうございます。
今年も何卒お付き合い頂けると嬉しいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　byいちか
　　　　　　　　

　＊＊＊



鬼兵隊のみなさんもこっそり来てました。

高「ブッ壊すブッ壊すブッ壊す…ブツブツ……」
霞「なにあれ怖い」
万「放っておくが懸命でござるよ。それよりみくじは買ったでござるか?」
ま「一生懸命祈る晋助様も素敵っス…!　私も恋愛祈願しなくちゃっス」
武「大凶…」