二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【お客様キャラ化企画!】  ( No.49 )
日時: 2011/08/16 15:57
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)



「何としてでも犯人ひっ捕らえるぞ!」

土方さんの呼びかけに、沖田さんと私以外は皆拳を突き出しオーッ!と叫んだ。


28)自分関係ないことは人任せ。


「…ってことなんですよ銀さん」
「何だそれ。それをどうしろっての」

万事屋なうー。
只今土方さん等真選組は犯人を捜索中です。
私も捜せって言われたんだけど、普通に捜して出てくるなら苦労しないっての。
んなわけで利口な私は万事屋を頼ることに。

「だーかーらー、犯人見つけてくださいよ!」
「何の手がかりもねェのに捜せって無茶言うなよお前」

そう言って向かいのソファに寝転ぶ銀さんはジャンプを読んでいた。

「依頼人が来てんのに何寛いでるんですか、そのジャンプこっそりマガジンに入れ替えるぞ」
「何その地味な嫌がらせ止めてくんない?」
「もー眼鏡くん! 初めて来たけどいつもこんな感じなの万事屋って」
「新八なんですけど。ほら、銀さんも依頼が来るなんて滅多にないんですから」

そうだそうだ新八くん言ってやれ。
すると銀さんは酷くめんどくさそうに体を起こし、頭をポリポリとかく。

「つーかさァ、分かってる? 依頼つってもタダじゃないんだよタダじゃ」
「分かってますよ。後から土方さんとか近藤さんにでも請求しときますから」
「「「自分じゃねェのかよ」」」

万事屋3人の声が揃った。
何だよ別にいいじゃんかよ、つか元々私関係なかったし。

「しかし変な事件ネ。ふんどしが盗まれるなんてよっぽど犯人ふんどしをかぶりたかったアル」
「え? かぶる? そんなら一枚でいいだろ一枚で。
 …とにかく! ふんどし泥棒をひっ捕らえて下さい、お願いします!」

もうちゃっちゃと済ませたいんだよこの事件。
しょーもなさすぎるんだよ!

しばらく黙っていた銀さんは、思い出したような表情をして言った。

「そう言えばこの前、パフェ食べようとか言ってたよな」
「……。言ったっけ」
「言っただろ、多串くんと戦った日。銀さん仕事で食べれなかったじゃん」
「……。さァ」

確かに言った、言ったな私。
いやでもアレは逃げるための口実であって…。

「とぼけるんじゃねェよ、俺はちゃんと覚えてるぞ。パフェ奢ってくれんなら依頼受けてやるよ」

うわー昨日の晩ご飯とか忘れてそうな目してんのに…侮ったか。
まァ安いパフェでも食わしときゃいいし…いっか。

「いいですよ」
「おっしそうと決まれば行くぞ! 新八、神楽ァ!」


そう言って3人は飛び出して行った。
私も付いてかないとッ。





( あ、ただしホントに見つけれたらですよ )
( マジでか。じゃホントに見つかったらジャイアントストロベリーパフェな )
( それこの間蘭蘭蘭で私が食べた奴ですよね。あれ高くなかったっけ )
( ふんどしに比べれば安いもんさ )
( いや高ェよ )