二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【原作沿い】 ( No.505 )
日時: 2012/01/24 21:37
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)


「近藤さん」
「お。何だ鈴ちゃん」


「ケータイ、買ってください」



125)何でもタッチ機能つければいいってモンじゃない



こんにちは☆
私、楠木鈴17才!
真選組で女中として働いてるの!
そしてただいま副長室なう(>ω・)
土方さんが眉間に皺寄せてるなう☆☆☆


「オイ。この気持ち悪い心の声どうにかしろ」
「お気になさらず。それよか私の話を承諾してくださいな」


え? 何の話かって?
そ・れ・は・「うぜェェェいいからとっとと止めろォォ!!」


……えーと、
私に携帯を持たせてほしいという話です。

何でだろうね、
私、近藤さんにそう言ったはずなのに。
何で副長室にいて土方さんにどうこう言われてるのかな。

あ、そうか。

“ダメです! 携帯なんてチャラついたもの持ってどうするつもりですか!
 『メアド交換しない?』の一言から、町の男と交友関係を持って、いずれは…あァそんなの勲パパ許しません!!”

……って、ひっじょ〜にウザいノリだったから、無視してまともな土方さんにお願いにきたんだ。


ま、そのまともな土方さんも、何故か承諾し難い様子で。


「てめーが携帯なんざ持ったら、執拗に俺宛てで呪いのメールとか送ってこねェか?」
「沖田さんと一緒にしないで下さいよ。ていうか私も呪われてる側なんで、多分」


ていうか土方さん、沖田さんから執拗に呪いのメール送られてるんだ。
初めて知ったよ。


「んな悪質なことはしなくとも、いらねーことで電話かけたり…ほら、冒頭みたいな“買出しなう☆”とか」
「それはツイッターで呟くから大丈夫です」


いくら大丈夫だと言い張っても、
土方さんはうんうんと唸るばかり。

どれだけ私を信用してないんだこの人は!!
あれ、前回すっごい家族オーラ出してくれたよね!?
てめーの考えてることは分かるみたいな感じだったよね!!
あれは束の間の夢でしたか。あれ、なんか涙でてきた。



だがしかし。
私にも最終奥義というモノがある。





「…土方さん」
「何だ」


「もし私が町を歩いていて、マヨネーズ王国の入り口を発見したら。電話ですぐにお知らせ致しますが」

「よォし、買いに行くか」