二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 ( No.131 )
日時: 2012/01/26 18:53
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

第39話 「人間考えが変われば人生も変わる」

絶賛誘拐中の主人公は放心状態です。

やってらんねぇよ。

いきなりこの世界に来て朱音の尻拭いをして殺されそうになり…そして今私は誘拐された。

何か私は神に嫌われるような事をしたか?(十分している)

バ「おい…こいつどうするんだ?」(バーンです)

ピクリとも動かない自分を見て流石に心配している。

ガ「…さぁ。」

なんと無責任な。

ガ「とりあえず…君は何者だ?」

「わぁ…ありきたりすぎる質問ですね。」

ガ「答えろ。」

「人間です。あ、ついでに言うなら夕闇沙羅。」

それ以上でもないしそれ以下でもない。

あぁ帰りたい。

イナズマキャラバンにではなくMyhouseへ。

あの電話の相手適当だったなぁ。

もうちょっとしっかりしろよ。可哀そうでも何でもいいから死なせろよ。その方がまだマシだわ。

「ねぇ帰っていい?疲れた、精神的に疲れた。」

バ「お前は本当に身勝手と言うか…」

「お花に言われたくないでーす。」棒読み)

バ「おいこら、しかも棒読みは止めろ。」

諦めたらしく部屋から出て行った。

両手はしっかり紐で固定されさぁどうするわたし。

そんなの簡単そこら辺の割れたら危なそうな物を壊せばいいんだ。

なんとここには円堂達が重いと言っていたサッカーボールもある。

鍵は…

ガチャガチャ

「さぁどうしよう。」

見事に鍵が掛けられていました。

まぁ当たり前だよね。

ガシャン!

何をしたかって?足で思いっきりドアノブに踵落とし。

ドアは壊れて開いたよ☆

ポーンポーン

リフティングをしながら進む。

さぁガラスはどこにあるだろうか。と思ったら窓が。

「…ガラスって意外と反発力があって外にだけでなくこっちにも破片ぐらいは飛ぶよな。」(マジです)

ガシャァン

「よっこらせ…」

ブチ

よし、今の私は自由だ。羽ばたこうぜ☆

バ「何事だ!?」

「ハローさっきぶり。」

バ「なっ!?」

驚いたお花は随分滑稽だった。

当たり前、さっきまで手を縛られており部屋には鍵をかけた。

「そんでもってさよーなら!」

バッ

それと同時に割れた窓から最低でもビル10階ぐらいあるであろう高い場所からダイブ。

仕方ないじゃない、また捕まるのは嫌なのだもの。

バ「おい!あぶねぇぞ!!」

「敵の心配してどーすんの♪心優しい宇宙人さん。」

ただまぁこの後の事は全然考えてなかったのでした。

「さぁこれこそどうしよう。」

空中で腕を組みながら考えた。