二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: スマブラ&FF 神に呼ばれし戦士達 ( No.20 )
日時: 2011/10/02 11:07
名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)

第15話「ヴァンとアイク、大喧嘩」

〜登場メンバー〜
リンク
マルス
アイク(初)
ヴァン(初)

————————ヴァンとアイク、大喧嘩——————————

「もいっぺん言って見ろ、この生意気空賊が」

「ああ…何度でも言ってやるよ、自分だけを愛するのは止めろって言ったんだ」

事の始まりは、アイクのこんな一言だった。
私達はその頃…何も気にせずに、彼等の話を耳に傾けていた。
あれで17歳とは思えないほどの迫力ね、あの2人は。
傍に居るピット君も同じように、私に同意した。

ヴァンが来てるのは…X組の前の廊下。
此処で争ってたの、どうりで聞こえて来る訳だわ。
仲間をまとめるのはマルスの役目だし、今はそっとして置きましょう。
何を言い返したら分からないまま、私達は教室に戻って行った。

「自分だけを愛して何が悪いんだよ…」

「あんたがそんな性格だから、愛する人だって居ないんだよ」

「カチーン! 今言った事…取り消せ、ヴァン」

「やだね! 自分の責任は自分にあるんだ、絶対に取り消すもんか」

「んだとー、クソ餓鬼ー」

「上等じゃんか、このフリー剣士が」

「や…止めてよ、2人共」

「そ…そうだぞ、ヴァンもアイクも熱くなるなって」

「「うっせぇ! 関係ねぇお前等は黙ってろ」」

「「な、何だって(だと)−−−−−−−」」

あーあ、もう見てられないわ。
そう決心した私は012組に行き、ライトさんに状況を話す。
彼女もすぐに同意し、表情を曇ったままX組の廊下に行く。
ライトさんは元コクーンの女軍曹、セラ先生を守るために軍人を辞めたのね。

どんな辛い過去があるかは分からないけど、今は彼女に任せるしかない。
お願いしますね、ライトさん。
ピット君も安心したような顔をし、アイク達に気付かれないように教室へ入って行く。
子リンの席に行き、私と話した事を語るピット君の姿は可愛かったわ。

第16話に続きます。

>おいおい…偉い揉めてるな、あいつらはbyファルコ
>ヴァンとアイクが仲悪いなんて、今まで聞いた事もないぞbyフォックス・マクラウド