二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: スマブラ&FF 神に呼ばれし戦士達 ( No.4 )
- 日時: 2011/09/28 07:50
- 名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)
第3話「セリスの決意」
〜登場メンバー〜
セリス・シェール
ティナ・ブランフォード
ピット
—————————————セリスの決意———————————
その頃私達は、未だにモブリズの村を離れていなかった。
私とティナが出会ったのは世界崩壊前だと、ナルシェの時ね。
あの時の私は帝国に嫌気を指していたし、女らしい口調をしていない。
何とか皆で閉ざされた幻獣を守れたけど、ティナに異変が起きてしまったの。
あの子の持っている魔導の力、それが何なのかは未だにわからない。
幻獣から離れて欲しかったけど、皆の声に届いてないせいか…彼女は幻獣化になってそのまま飛び立ってしまう。
気が付くと私達はリターナーに属している老人・ジュンさんの家に居たけど、その時からティナは居なかった。
ティナを守りたいと思うロックの気持ち、今も離れられないわね。
「ねぇピット君…いきなり行き止まりになっちゃったけど…」
「そこはですね…タッチスクリーンの狙いで、左を向けば良いですよ」
「わぁっ!」
「僕も最初は良く分かってなかったんですけど、パルテナ様の優しいアドバイスのお陰で分かって来ました」
「そうだったのね…」
「………」
「? どうしたんですか、セリスさん」
「ティナ…ピット君、こんな事言うのも何だけど…。一緒に旅をしない? 私と一緒に」
「「……えっ!?」」
今はそれしか言いようがなかったの、ごめんなさいね。
せっかく貴方が来てくれたのに、逆に戸惑わせてしまったわね。
焦らなくても良いのよ、今は。
仲間の言う事は聞くもんだろ、ってティーダは言ってたけど…どうしても不安になってしまう。
皆と早く会いたいのに、私にこのまま旅をする資格なんてあるのかしら。
そう考えてた時だったの、私の肩に優しい温もりを感じたのは。
この小さな手は…貴方だったのね、ピット君。
「セリスさんの気持ちに従いますよ、僕達は」と彼は私に優しく言い、私を慰めてくれたの。
第4話に続きます。
>最近ピットだけだよなー、出番が増えてんのはbyリンク
>まぁ出会い編だしよ…俺達の出番はもう少し先、って事じゃないか?リンクbyファルコ